【完全版】ベースメイクはこれで完璧！順番から塗り方・おすすめ商品まで紹介します

細かい商品を1つずつ見ていく前に、まずはベースメイクの順番から見直しをしていきましょう！普段メイクをしている方でも、実はベースメイクに使うアイテムが分かっていなかったり、細い順番が分かっていなかったりという方も多いのではないでしょうか。そんな方は、この機会に改めてベースメイクの順番をチェックしてみましょう！ベースメイクは下記の8つの手順から成り立っています。

1. スキンケア
2. 化粧下地
3. フィルターカラー
4. コンシーラー
5. ファンデーション
6. フェイスパウダー
7. ハイライター
8. シェーディング

ハイライター・シェ―ディングなどは好みで使わない方もいらっしゃるかとは思いますが、上記8つが基本のベースメイクです。それでは各工程を1つずつ詳しく見ていきましょう。

ベースを行う前に重要な工程がスキンケアです。ババッと終わらせてしまいがちなスキンケアですが、しっかり行うことでベースメイクのモチが良くなることもあるので、忙しい朝でもできるだけ時間をかけて行うようにしましょう。スキンケアの順番は下記の通りです。

1. 洗顔
2. 化粧水
3. 乳液
4. 日焼け止め

「夏場以外は日焼け止めを使用しない」という方もいらっしゃるかもしれまんが、紫外線は1年中降り注がれています。紫外線はシミ・そばかすをはじめとした、様々の肌トラブルを引き起こす原因の1つです、今は特に問題がなかったとしても、年を重ねた時に肌の悩みを増やさないためにも、日焼け止めは、季節を問わず使用するようにしましょう。化粧下地に紫外線防止機能を含んだ商品を使用するのであれば、スキンケアでの日焼け止め工程は割愛してOKです。

ちなみに、スキンケアの方法についてはスキンケアの基本的なやり方を解説！美肌に導くおすすめスキンケア商品24選！でも詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてください！

化粧水は、洗顔後のデリケートな肌に1番最初にやる化粧品です。手に取った適量の化粧水を、ギュッと押し込むようにしながらたっぷりと塗っていきましょう。コットンを使用する場合には、肌を擦ったり叩いたりするのではなく、上から軽く抑えるようにしながら塗るのが肌への負担を抑えるコツです。

しっかりと水分を補給してあげることで、ベースメイクのモチを左右する化粧水。今回はスキンケア商品として、プチプラ・デパコスブランドから販売されている、おすすめの化粧水を1つずつ紹介していきます。

無印良品の化粧水は、無香料・無着色と成分にこだわっている化粧水です。大容量以外の商品は、基本的に1,500円弱程度と安く購入できるので、どんどん使うことができますね。敏感肌用のほか、乾燥肌用・ニキビ肌用・エイジングケア用など、様々なラインナップが展開されているのも魅力的です。

天然由来成分91％で製造されているのが、THREEのバランシングローションです。さっぱりとしたテクスチャなので、コットンなどに適量をとり、コットンパックをするのもグッド。洗練されたシンプルなパッケージも素敵な1品です。

スキンケアをしっかりと終わらせたら、化粧下地の出番です。

1. 1回に必要な分量を取り出し、顔の中心から外側にかけて塗ります
2. 部分用の下地を塗る時には、皮脂が多くベースメイクの崩れやすい、小鼻・Tゾーンを中心に塗ります

ところで、あなたは化粧下地をどのように塗っていますか？化粧下地を塗る時に肌への負担を少なくするなら、化粧水を含ませたスポンジでポンポンと軽く叩き込むようにしながら塗るのがおすすめですよ。

ひとことで化粧下地といっても、実は下記のような複数の種類があります。

• 透明タイプの化粧下地
• 紫外線防止機能つきの化粧下地
• 肌のトーンを整える、フィルターカラー・コントロールカラー機能つきの化粧下地

日焼け止めの独特な香りやテクスチャが苦手な方や、できるだけベースメイクのアイテム数を減らしたい方は紫外線防止機能つきの商品を使用するのがおすすめですよ。フィルターカラー・コントロールカラーについてはこの後詳しく紹介するので、肌の赤み・クマなどが気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

それではスキンケア同様に化粧下地のおすすめ商品を見ていきましょう。今回は、LIPSでも人気の2商品を紹介していきますよ。

LIPSの2018年ベストコスメで、化粧下地部門1位を獲得しているのがセザンヌの化粧下地です。「皮脂テカリ防止下地」という商品名のように、メイク崩れの原因となる皮脂を吸着し、さらさらの状態を持続させてくれるのがこの商品の特徴。600円（税抜）と値段も安いので、まだ使用したことのない方は、この機会に使うべし！

セザンヌに引き続き、LIPSの2018年ベストコスメ化粧下地部門2位にラインクインしているのが、ポール＆ジョーの化粧下地です。この下地の特徴は、なんといってもみずみずしさ！上からファンデーションを塗っても分かるほどのツヤ肌を演出してくれますよ。

フィルターカラー・コントロールカラーとは、オレンジ・グリーンなど色がついていることが特徴のコスメで、肌の色を補正する機能があります。コントロールカラーを上手に取り入れれば、次の工程であるコンシーラーを使用しなくて良い場合もありますよ。フィルターカラー・コントロールカラーの塗り方は、下記の通りです。

1. 化粧下地と同様に、顔の中心から外側に向けて塗ります

肌全体に塗ると顔が白くなりすぎてしまう場合には、特にカバーしたいところにポイントで塗るようにしましょう。

先程お話したように、フィルターカラー・コントロールカラーは色がついた化粧品で、それぞれの色ごとに機能が異なっています。

• オレンジ：肌のくすみをカバーし、健康的な肌に見せる
• グリーン：肌の赤みを補正する
• イエロー：肌の黄色みを補正する
• パープル：肌を明るく、透明感があるように見せる

ご自身の肌色や状態、なりたい状態に合わせてカラーを選ぶようにしましょう。ドラッグストア・バラエティショップの中にはテスターが置かれている場合もあるので、自分の肌で色浮きしないかチェックしてから購入するのがおすすすめです。

それではプチプラ・デパコスのフィルターカラー・コントロールカラーのおすすめ商品を1つずつ見ていきましょう。今回紹介する商品には全部で下記のカラーが展開されています。

• ピンク
• コーラル
• イエロー
• グリーン
• ブルー
• パープル
• シルバー

「コントロールカラーの選び方」で紹介したそれぞれの補正機能を参考に、どの商品を使用するか想像しながらチェックしてみてくださいね。

イガリシノブさんのプロデュースブランドとして有名なフーミ―。そんなフーミ―からは、ピンク・ブルー・イエロー・パープルの4色のコントロールカラーが販売されています。SPF21 PA++と、数値は少し低いものの紫外線防止機能があるのもグッド！イガリ肌に仕上げたい方は、ぜひ使ってみてください◎

RMKのコントロールカラーからは、シルバー・パープル・グリーン・コーラルの4色が販売中！シルバーは濡れたようなツヤ感を、コーラルはヘルシーで健康的な印象を与えてくれますよ。半透明のジェルなので、ファンデーションを塗っても白くなりすぎず、しっかり馴染んでくれるのも良いポイントですね。どのカラーにも紫外線防止機能がありますが、数値が色味によって異なるので注意しましょう！

コンシーラーはニキビ・クマなど、肌悩みをカバーする役目を持つ化粧品です。きれいな肌を演出するためにも、コンシーラーは欠かせません。ファンデーションの後にコンシーラーを使用している方もいるかと思いますが、コンシーラーを先に塗ることで、ファンデーションを薄付きにできるんです。

1. 気になる部分に指かブラシで少量をのせます
2. 周囲の肌と馴染むように自然にのばします

コンシーラーは、しっかりと伸ばさないと厚塗り感が出てしまうこともあるので、塗り方には特に注意するようにしましょう。

コンシーラーはベースメイクの中でも実は種類がかなり豊富な化粧品なんです！下記にコンシーラーのタイプと、肌悩み別のおすすめカラーをリストにしたので、参考にしてみてください。

• スティックタイプ：ピンポイントのカバーのしやすさが特徴
• リキッドタイプ：軽いテクスチャが特徴
• クリームタイプ：ナチュラルな仕上がりが特徴
• パレットタイプ：硬めのテクスチャと高いカバー力が特徴
• ペンシルタイプ：細かい部分のカバーのしやすさが特徴

• シミ・そばかす・気になる方：少し暗めのカラーのコンシーラー
• ニキビが気になる方：少しグリーン寄りのカラーのコンシーラー
• クマが気になる方：はオレンジ系のカラーのコンシーラー

今回はLIPSでも人気の高い、リキッドタイプのコンシーラーをプチプラ・デパコスからそれぞれ1つ紹介していきます。今回紹介する商品以外にLIPSで特に人気だったコンシーラーはこちらの記事でも紹介しています。気になる方は合わせてチェックしてみてくださいね。

the SAEMは韓国発祥のブランドですが、このコンシーラーは日韓問わず大人気の商品！LIPSの2018年ベストコスメ、コンシーラー部門で第1位を獲得しているほど、定番中の定番とも言える商品なんです。とにかくカバー力が高く、さらにしっかりとキープしてくれるのが魅力的なこのコンシーラー。1つ1,000円以下で購入できるプチプラ商品なので、まだ試してみたことのない方はチャレンジしてみては？

NARSのコンシーラーは、LIPSの2018年ベストコスメコンシーラー部門2位にランクインしている商品です。カラーを選べば、ハイライトとして使用するのもOK！なめらかなテクスチャなので、コンシーラー独特の乾燥感が苦手な方にもおすすめですよ。

ベースメイクの要ともなるファンデーション！ベースメイクの重要パーツということもあり、リキッドタイプからパウダータイプなど、様々なタイプが販売されています。ファンデーションの塗り方は、ファンデーションのタイプによっても大きく異なります。今回は

• リキッド・クリームファンデーション
• クッションファンデーション
• パウダーファンデーション

の3種類のファンデーションの塗り方をそれぞれ紹介していきます。

リキッド・クリームファンデーションの場合

1. 1回に使用する分量を出します
2. 指で両頬・おでこ・鼻・顎にファンデ―ションを軽く起きます
3. 5点置きした部分を中心に、肌の内側から外側に向けてブラシ・スポンジで顔全体に伸ばします

クッションファンデ―ションの場合

1. スポンジにファンデーションをとります
2. 顔の内側から外側に向けて、軽く肌を叩くようにしながらファンデーション塗ります

パウダーファンデーションの場合

1. スポンジにファンデーションをとります
2. スポンジを軽く持ち、肌に摩擦を与えないようにふんわりと肌に滑らせます
3. 毛穴が気になるところにはスポンジを軽くクルクルと回して塗ります

プチプラ・デパコスブランド問わず、豊富な商品が販売されているファンデーション。あまりにもたくさんの商品がある故に、どれを選べば良いか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。ファンデーションを選ぶ時には、下記の3つに合うものを選ぶようにしましょう。

• 肌タイプに合うものを選ぶ
• 肌の仕上がりの質感で選ぶ
• 自分の肌の色に合う商品を選ぶ

乾燥肌・脂性肌・混合肌などにぴったりのファンデーションについては、こちらの記事でも紹介しているので、肌タイプに合った商品を知りたい方は、ぜひチェックしてみてください◎

それではファンデーションのおすすめ商品を紹介していきます。今回はプチプラブランドから販売されているパウダーファンデーションを1つと、デパコスブランドから販売されているリキッドファンデーションを1つ紹介します。

キャンメイクのファンデーションは、サッと塗るだけでふわふわの肌を演出してくれるファンデーション。SPF50・PA+++としっかり紫外線防止機能があるのも魅力的ですね。つけ心地が非常に軽いので、メイクをした時の肌の重さが苦手な方にもおすすめですよ。単品使用時であれば、石鹸でオフできる手軽さも◎

「とにかく崩れないファンデーションが欲しい」という方におすすめなのが、エスティローダーの商品です。このファンデーション、LIPSで話題になった2018年HITコスメにもピックアップされている、定番＆人気の1品なんですよ。カラーラインナップが24色と非常に多いので、自分に似合うカラーを見つけやすいのも嬉しいポイントですね。

特にリキッド・クリームタイプのファンデーションを塗った後そのままにしていると、肌がファンデーションでベタついてしまい、髪の毛やゴミが付着してしまうこともしばしばありますよね。そんなベタつきを抑え、ベースメイクのモチを良くしてくれるのがフェイスパウダーです。フェイスパウダーはあまり肌に当てず、ふわっと仕上げるのがコツですよ！

1. フェイスパウダーをパフ・ブラシにとります
2. 手の甲で馴染ませます
3. テカりやすいTゾーンなどを中心に顔全体にふわっとのせます

ベースメイクのモチをアップさせてくれるフェイスパウダーですが、実は2つのタイプに分類されます。

• マット肌に仕上げたい時におすすめのプレストタイプ
• ふんわりと仕上げるのにおすすめのルースタイプ

プレストタイプはパウダーを固形に押し固めた商品、ルースタイプはそのままパウダー状の商品です。それぞれのパウダーで仕上がりが異なるので、ぜひお好みのタイプを選んでみてください。

それではフェイスパウダーのおすすめ商品も見ていきましょう！今回は芸能人も使用している人気の商品も紹介しますよ。1,000円以下で購入できるプチプラ商品なので、ぜひ手に取ってみてくださいね◎

イニスフリーの商品の中でも、ベストコスメに輝いているノーセバム ミネラルパウダー。パウダーが過剰な皮脂を吸着し、メイクしたてのような肌を演出し続けてくれますよ。脂性肌の方や、日中のTゾーンのテカリが気になる方は、ぜひ使用してみて！持ち歩きには同ブランドから販売されているミネラルパクトもおすすめです◎

エレガンスのフェイスパウダーは、2018年・2019年上半期と有名美容雑誌のベストコスメ・パウダー部門で上位にランクインしている人気の商品です。セミマット・ツヤという質感だけでなく、「明るく冴えた肌」「可憐な印象の肌」など、見せたい肌のイメージごとに品番が分類されているのがユニーク。残念なことにお値段は10,000円（税抜）とかなり高級なので、自分へのご褒美コスメとして購入してみてはいかがでしょうか？

フェイスパウダーまで終わらせ基本の状態が整ったら、ハイライターを使用してより仕上がりをランクアップさせていきましょう。ベースメイクの中では必ずしも使用しなければいけないものではありませんが、顔に立体感が出るだけでなく、ツヤ感を出すことができるため、肌をキレイに演出することができますよ。

1. ハイライターをブラシ・指に取ります
2. ブラシを使用する場合は、手の甲で馴染ませます
3. 頬・鼻筋・唇の上・顎に塗ります

ハイライターには「パウダータイプ」「スティックタイプ」の大きくわけて2つの商品が展開されています。上記3つの簡単な手順で仕上げることができるので、ぜひ取り組んでみてくださいね。

他のベースメイクコスメと同様に、ハイライターのおすすめ商品も見ていきましょう。ハイライターはプチプラブランドから販売されている商品を2つ紹介します。どちらもドラッグストア・バラエティショップで手軽に購入できる商品なので、気になる方はこの機会にぜひチェックしてみてください！

605円と初心者さんでも手が出しやすいお値段で販売されているのが、キャンメイクのハイライターです。パール・ラメが微粒子パウダーにみっちりと配合されているので、ひと塗りで輝く肌を演出してくれますよ。ふわふわのブラシがパッケージにセットされているので、持ち歩きにも便利です◎

一時期、あまりの人気で店頭での在庫切れも相次いでいたのが、セザンヌのハイライトです。肌馴染みのよいベージュカラーのハイライトで、白浮きせず自然なツヤ感を演出してくれます。無香料・無鉱物油・アルコールフリーと成分にこだわっているのもポイントですね。

顔の輪郭・二重顎などが気になる方は、ぜひシェーディングを活用しましょう！ハイライター同様、シェーディングもベースメイクの中で必ずしも取り組まなければいけない工程ではありませんが、小顔に見せたり、顔をより引き締まって見せたりすることができるので、ぜひ実施してみてください◎

1. シェーディングをブラシ・指に取ります
2. ブラシを使用する場合は、手の甲で馴染ませます
3. 顔の輪郭に沿ってふんわりとシェーディングを入れます
4. 眉頭の下付近から鼻の付け根に沿って、ふんわりと入れます
5. 顎の奥にもふんわりと入れます

顔の輪郭・顎の奥にシェーディングを入れるときには大きめのブラシを、眉頭から鼻の付け根に沿って入れるときには小さめのブラシを使用するのがおすすめです。

それでは最後に、シェーディングのおすすめ商品を見ていきましょう。シェーディングは、日韓問わず人気のプチプラ商品1つと、特に日本で人気のデパコスブランド商品を1つずつ紹介します。

TOO COOL FOR SCHOOLのシェーディングは、韓国発祥のブランドながら日韓問わず人気の1品です。明るいカラーから暗いカラーまで、3色がセットになっているのでご自身の肌や、使用するパーツごとにカラーをブレンドするのもおすすめですよ。少しパッケージサイズが大きいので、毛量たっぷりのブラシでもパウダーを絡めやすいのも◎

THREEのシマリンググローデュオは、シェーディングだけでなく、ハイライトもセットになった商品です。クリームタイプのシェーディングなので、時間が経っても粉とびしにくいのが魅力的。どちらにも細やかなパールが配合されているので、ツヤ肌好みの方には特におすすめですよ◎

今回はベースメイクについて、

• ベースメイクの順番
• ベースメイクコスメそれぞれの使い方・塗り方
• ベースメイクコスメのおすすめ商品

上記をたっぷりと紹介していきました。これまで「なんとなくの流れでベースメイクをしてしまっている」と感じていた方も、しっかりと見直しができたのではないでしょうか。ベースメイクをしっかりと行うことで、きれいな状態をキープしやすくなりますよ。ぜひ今回の記事を参考に、ベースメイクに取り組んでみてくださいね◎