馬油の使い方ってこんなにあるの？知らなきゃ損するおすすめ美容法5選

馬油と聞くと「え、馬の油？なんか肌に塗るの抵抗あるかも…」なんて思う人もいるかもしれません。

「馬油」とは名前の通り馬のたてがみなどから採取される動物性の天然オイルです。その歴史は古く4000年も前から中国で薬用として使われてきました。400年ほど前に日本に伝わり火傷の治療薬などとして多くの人に親しまれてきた馬油は現在も九州地方を中心に多く生産されています。

馬油の主成分は「オレイン酸(約35％)」、「パルミチン酸(約25％)」などで、ヒトの皮下脂肪と似た成分を含んでいるため保湿性が高いのに加え肌への浸透性も良いのが特徴。オイルなのにサラサラとした使い心地なのでスキンケアアイテムとしてもとっても優秀なんです。

多くの商品が無臭で獣臭い、なんてこともありませんし(後から香りを加えている商品もあります)天然の動物性油脂である馬油は安全性が高く赤ちゃんからお年寄りの方まで使えるので敏感肌の人にもおすすめですよ。

SNSでも「肌から砂利が出る！」と話題の馬油洗顔。YouTubeなどでも多く紹介されていますよね。

使い方は簡単、ホットタオルなどで顔を温めたら馬油でクルクルとマッサージしてコットンやふき取り化粧水でふき取るだけ。口コミによると10分ほどマッサージを続けるとポロポロと汚れが浮き出てくるそうです。

同時に保湿成分が肌になじんでくれるので洗顔後はしっとりふわふわな肌に♡摩擦は肌への刺激になるので馬油はたっぷりめに取るのがポイント。頻度は週1程度から様子をみながら行うのがいいでしょう。

馬油はわたしたちの肌にある皮脂ととてもよく似た成分で出来ています。そのため、もともとわたしたちに備わっている機能を補って高めてくれるのです。さらに、馬油は天然のオイルなので余計なものが入っておらず肌に刺激が少ないのも嬉しいポイント。

おすすめの使い方はブースターと仕上げの2段使い。いつものスキンケアの前に少量のばせば化粧水のなじみを高めてくれますし、その上から仕上げに水分をしっかり閉じ込める事でより保湿効果が期待できます。角質層への浸透力が高くサラッとしているのでオイルのベタベタが苦手な人にも使いやすいですよ！

馬油の使い方で次におすすめなのはヘアケア。馬油の血行促進作用が健康な髪を育ててくれます。さらにシャンプー前に馬油でマッサージする事で保湿成分が頭皮に浸透しシャンプーの刺激を和らげてくれ、フケやかゆみの原因になる乾燥防止につながります。

適量を手に取り、直接頭皮になじませたら揉みこむようにマッサージします。出来ればその後タオルで頭を覆い20分ほど放置するとさらに浸透力がアップします。

馬油はヘアオイルとしても優秀でタオルドライ後に少量を毛先になじませれば、ドライヤーの熱で髪が痛むのを防いでくれます。なじみがよく、伸ばすとサラサラの質感になるのでドライヤー後の手触りが段違い！パサつきを抑えて毛先をきれいにまとめてくれるので朝のスタイリングにも使えちゃいますよ。

馬油はこれからの季節特に乾燥が気になる唇や指先のスペシャルケアとしての使い方もおすすめです。

・　リップパック…唇をホットタオルなどで柔らかくしてから馬油を塗り、ラップなどで覆い5～10分ほど放置→しっとりプルプルな唇に♡馬油は口に入ってもOKなので安心！

・　ネイルケア…馬油で爪の根本をマッサージするように塗り込む→荒れやすい指先を保湿してくれるとともに爪を作っている爪母が刺激され健康な爪を作り出してくれます！

馬油といえばこれ！というほど超定番アイテムの「ソンバーユ」。日本で初めて馬油を商品化した薬師堂の1番スタンダードな馬油です。このレトロなパッケージをドラッグストアで見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。ソンバーユは100％純正の馬油で出来た完全無添加。少量でしっかり保湿出来るのでコスパも良い♡

何と言っても220ｇの大容量で400円前後という圧倒的安さは魅力的過ぎる！このお値段なら惜しみなく使えちゃいますよね。ボディケアなど全身にたっぷり使いたい人や家族みんなで使いたい人におすすめです。

成分は純度100％の馬油のみ！酸化防腐剤等を一切使っていない正真正銘の天然オイルが2000円前後で買えちゃいます。手に取ると体温ですぐに柔らかくなるので扱いやすく浸透性もバッチリ。無添加にこだわりたいけどコスパの良いものが欲しい！という人におすすめ。

馬油がひとつあれば使い方は無限大！天然成分の為安全性が高くて全身マルチに使えちゃう馬油はとりあえず持っておいて損は無し♡浸透力バツグンでサラサラな使い心地に1度使ったらハマること間違いなしですよ。今年の冬は馬油を使いこなして乾燥知らずのすべすべ潤い肌をゲットしちゃいましょう。