コンシーラーとは?使い方のコツからおすすめ人気商品まで徹底解説
クマ、シミ、ニキビ跡など、ファンデーションでは隠しきれないお肌の悩みって多いですよね。そんな時は、コンシーラーを使うのがおすすめ!
今回は、コンシーラーとは?という疑問に対する答えから正しい使い方、おすすめ商品まで徹底解説します!
ヘアメイクアップアーティスト森田玲子
パーソナルカラー理論に基づく似合わせメイクや、肌悩みを瞬時に解決するベースメイク法に定評があり、幅広い年齢層へのヘアメイクを提案。 ブライダルや撮影現場などで技術者をしながら、美容ライターとしても活動している。続きを読む
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コンシーラーとは?
ベースメイクの過程でよく聞く「コンシーラー」。なんとなく知っているけど、結局コンシーラーって何なの?と思っている方も少なくないはず。
コンシーラーとは、その圧倒的なカバー力でクマ、シミ、ニキビ跡、そばかすなどの気になる肌悩みを隠すことのできる化粧品なんです。
コンシーラーとファンデーションの違い
コンシーラーはファンデーションのように肌一面に塗るのではなく、肌悩みの気になる部分にポイントで載せていくのが特徴。ファンデーションだけではカバーしきれない悩みを隠すことができます。
- 監修者ヘアメイクアップアーティスト森田玲子
コンシーラーの選び方のコツ
コンシーラーを使いたいけど、種類がありすぎてどれを選べばいいのかわからない…!という人のために、ここではコンシーラーの選び方のコツについて詳しく解説していきます。
コンシーラーの種類
まずはコンシーラーの種類について。一概にコンシーラーと言っても、様々な種類があります。カバーしたい肌悩みに合わせて、自分に合ったタイプのコンシーラーを選ぶようにしましょう!
まずはコンシーラーの3つの種類について解説します。
- スティックタイプ
- パレットタイプ
- リキッドタイプ
それぞれ詳しくご紹介します。
①スティックタイプ
スティックタイプのコンシーラーはカバー力の高さが最大の特徴。大きめのホクロやニキビ跡をカバーするには最適です。
しかし、その抜群のカバー力がゆえに使いすぎると厚塗り感が出てしまうことも…。
そのため、塗りすぎには要注意。「クマがひどい」「ニキビができちゃった…」という時の救世主のために備えておくのが◎です。
②リキッドタイプ
リキッドタイプのコンシーラーは、柔らかく伸びのよいテクスチャのため、広範囲を一気にカバーできるのが特徴。そばかすや頬の赤みなど、肌悩みが広範囲に渡る場合はリキッドタイプのコンシーラーをおすすめします。
広範囲に使っても薄付きで自然に仕上がる反面、スティックタイプのようにカバー力が特別優れているわけではないので、濃いクマやニキビ跡などを隠すことはできません。スティックタイプとリキッドタイプ、両方持っているとその日の肌の状態に合わせて選べるのでおすすめですよ!
③パレットタイプ
パレットタイプはカバー力の高さと自然な仕上がりを併せ持ったコンシーラーです。また、複数の色が入っているので肌の色や肌悩みに合わせて色を選んだり、さらには色同士を混ぜて自分にぴったりの色を作ることができるので、使い勝手の良さはピカイチ。
しかし、色の組み合わせが難しかったりブラシや綿棒を使って塗る必要があったりなど、どちらかというとメイク上級者さん向けのアイテムです。初めてコンシーラーを使うという人は、スティックタイプまたはリキッドタイプがおすすめですよ!
色やテクスチャは肌悩みに合わせて選ぼう
コンシーラーの種類について解説しましたが、コンシーラーの色は薄いもの、濃いもの、ピンク系、パープル系、グリーン系など幅広く存在します。色やテクスチャはカバーしたい肌悩みに合わせて選びましょう!
- ニキビ跡:ベージュ・グリーン系
- クマ隠し:オレンジ・ピンク系・イエローベージュ系
- 小鼻や鼻の下:ベージュ・グリーン系
- 頬の赤み:グリーン系・イエロー系
- くすみ:明るいベージュ系
- シミ・そばかす:暗いベージュ系
- 監修者ヘアメイクアップアーティスト森田玲子
色によってコンシーラーの効果は異なります。カバー力の高いコンシーラーを使っても、上手に隠せないという人は、色選びが間違っているのかもしれません。
また、よく動く目周りや口元などにコンシーラーを塗る時は、ヨレにくいものを選びましょう。
コンシーラーの使い方
ここからはいよいよコンシーラーの使い方について詳しく解説していきます。コンシーラーのタイプによって使い方が変わってくるので、自分のものと合ったものを参考にしてみてくださいね!
スティックタイプの使い方
スティックタイプのコンシーラーは頬や顎のニキビ跡、目の下のしつこいクマ隠しにおすすめ。基本的に消したい色の反対色(補色)を塗ると色は消えます。
スティックをそのまま肌に付けても良いですが、厚塗り感やムラが気になる場合は、指か綿棒などに少量塗ってからカバーしたい場所に塗っていくと自然になりますよ。
ニキビ跡のカバーにはベージュorグリーン系を
炎症が治って色が濃くなっている状態のニキビ跡には、なるべく肌の色に近いベージュ系の色を使って目立たなくさせましょう。
しかし赤みを帯びているニキビ跡には、赤やピンク系の反対色であるグリーン系のコンシーラーを使ってカバーするのがおすすめです。
クマ隠しにはオレンジやベージュ系を
睡眠不足などによってできた青クマには、青の反対色であるオレンジやベージュ系のコンシーラーを使うとかなり目立たなくなります。
目元は瞬きや目を動かすことでヨレやすい部分なので、指の温度でなじませるとヨレにくくなりますよ。
ちなみに、くすみや紫外線などが原因となる茶色いクマには、ベージュやイエロー系のコンシーラーがおすすめです。
- 監修者ヘアメイクアップアーティスト森田玲子
くまを隠したいからと厚塗りすると、ひび割れや小じわに溜まる原因に。
カバー力が高く、色補正してくれるカラーを選び、薄くのせるのが崩れないメイクのポイントです。
オレンジ系などの肌色から浮いてしまうコンシーラーを使う場合は、コンシーラーを塗った後に、ファンデーションを上から重ねてなじませましょう。
リキッドタイプの使い方
リキッドタイプのコンシーラーも、基本的に使い方はスティックタイプと同じです。付属のチップや指を使って薄く塗り広げていきましょう!
上でも解説したように、リキッドタイプは多少広範囲に塗ってもOKです。
小鼻や鼻の下にはベージュ・グリーン系を
小鼻や鼻の下の赤みが気になるという人も少なくないはず。そんな時は、グリーン系のリキッドコンシーラーを使いましょう!
ニキビと同じように、赤みには反対色のグリーン系が効果的です。チップでコンシーラーを適量載せた後、指の腹で優しくポンポンと馴染ませるのがコツ。
飲食や会話、また鼻をかんだりなどで崩れやすい部分ではあるので、気になる場合はいつでもお直しできるように持ち歩いておくのをおすすめします◎
頬の赤みが気になる場合はグリーン系やイエロー系を
特に冬場に多いのが「頬の赤みが気になる」というお悩み。室内と屋外で温度差が激しかったり、乾燥したりしていると頬が赤くなりやすいですよね。
そんな時は赤みを打ち消すためにグリーン系やイエロー系のコンシーラーを使うのがおすすめ。
リキッドタイプのコンシーラーなら、頬などの広い範囲に塗っても厚塗り感が出ずナチュラルに仕上げることができますよ。
- 監修者ヘアメイクアップアーティスト森田玲子
グリーン系のコンシーラーを使うと、赤みがカバーされるだけでなく、透明感がアップします。ファンデーションの前に仕込んでおくと、顔色がパッと華やかに。
肌トーンが暗い人は、白浮きしてしまうことがあるので、ポイント使いをするのがおすすめです。
パレットタイプの使い方
パレットタイプのコンシーラーは、カバーしたい肌悩みに合わせて色を選んだり作ったりできるのがメリット。様々な肌悩みに対応することができます。
くすみにはワントーン明るいベージュを
気になるくすみのカバーには、自分の肌色よりもワントーン明るいベージュを使うのがおすすめ。暗さを払って、顔全体を明るく見せることで立体感を強調することができます。
シミにはワントーン暗いベージュを
シミには自分の肌色よりもワントーン暗いベージュを使いましょう。「暗い色を使うの?」と疑問に思うかもしれませんが、明るい色を使って無理に隠してしまうと目立ってしまうんです。ワントーン暗い色の方が、ナチュラルにシミをカバーすることができますよ!
- 監修者ヘアメイクアップアーティスト森田玲子
シミは、自分の肌色よりも暗い色だからこそ目立つもの。そこへ肌色と同じような色をのせても、時間が経つと透けてきて、悪目立ちしてしまいます。
まずは、暗めのコンシーラーでシミの色と肌色との境目をぼかし、その上から肌色に近いパウダーファンデーションをON。
すると、コンシーラーと肌色もキレイになじみ、濃いシミもきれいにカバーされます。
おすすめ人気コンシーラー5選
ここからは、おすすめ人気コンシーラーを5つ厳選してご紹介します!それぞれのアイテムの特徴もまとめているので、コンシーラーの購入や買い替えを検討している人はぜひ参考にしてみてくださいね。
①the SAEM(ザセム):カバーパーフェクト チップ コンシーラー
コンシーラーと言ったらザセム、というほど愛用者の多いザセムの「カバーパーフェクト チップ コンシーラー」。専用ブラシが付いているリキッドタイプのコンシーラーです。
8色展開とカラーが豊富で、さらにカバー力にも優れているのでどんな肌悩みにも対応することができます。プチプラとは思えないほどの優秀さ!
コンシーラー選びに迷ったら一旦試してみることをおすすめします◎
②CLIO(クリオ):キル カバー エアリーフィット コンシーラー
ムラなく薄く、軽いつけ心地のエアフィットなコンシーラーでありながら、カバー力も抜群!こちらもリキッドタイプのコンシーラーです。
時間が経ってもヨレず、乾燥もしないので季節を問わず使えます。厚塗り感も全く出ないので、ちょっとしたメイク直しにも最適!
細長くポーチにサッと入るサイズ感なので、持ち運びもバッチリですね◎
③NARS(ナーズ):ソフトマットコンプリートコンシーラー
NARSのコンシーラーの中でカバー⼒がもっとも⾼く、オイルフリーのクリームタイプなので⾃然な仕上がりに。気になるところをぼかしてしっかりとカバーし、なめらかに整えてくれます。
重ねづけしても、重さを感じない軽やかなつけ⼼地で、ナチュラルフィニッシュが長時間持続!柔軟性のあるエラストマーを配合した超軽量の乾燥しにくいフォーミュラを採⽤。肌に均⼀にフィットしてなじみがよく、まるで素肌のような仕上がりに◎
④コフレドール(COFFRET DOR):アイゾーンコンシーラー
くまやくすみをダークオレンジの色の効果で飛ばしてカバーするコンシーラー。くまやくすみを消すのにばっちりな色。
手に収まるサイズ感なのでで持ち運びも◎です!
自然なツヤ質感で、厚ぼったくならずに肌にとけこむようになじむのがポイント。軽やかに肌になじんでくれるので、狙った部分にピタッとフィットします。
⑤IPSA(イプサ):クリエイティブコンシーラーe
肌色に合わせて3色をブレンドできるコンシーラー。色ムラ部分に不足しがちな赤みをプラスした色で、まわりの肌色と同化させ、シミやそばかす・クマなどの色ムラをバッチリ隠します◎
光の効果で肌になじませることで、透明感のある仕上がりに!さらに柔軟性が高いため肌にしなやかにフィットし、ヨレや小じわの発生を防いで、化粧もちを高めてくれます。
コンシーラーで肌悩みをカバーしてツヤ肌を目指そう
ニキビ跡、シミ、そばかす、クマなどありとあらゆる肌悩みをしっかりとカバーしてくれるコンシーラー。今まで使っていなかった、という人もこれを機に使ってみてはいかがですか?
メイクの仕上がりが格段にアップすること間違いなしです!◎
- 監修者ヘアメイクアップアーティスト森田玲子
どんなにお手入れを頑張っていても、肌悩みは尽きないものですよね。
コンシーラーを味方につければ、お肌のコンディションが悪い日も、寝不足の日も美肌が作れます。
使うパーツやお悩みに合ったコンシーラーを選んで、均一に整ったお肌を目指しましょう!
この記事で紹介した商品
商品画像 | 商品情報 | 参考価格 | 評価 | ランキングIN | 特徴 | 商品リンク |
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the SAEM カバーパーフェクション チップコンシーラー | 790円〜 |
| コンシーラーランキング第9位 | 色展開が豊富、厚塗り感がない、よく伸びるのにカバー力が素晴らしい! | 詳細を見る | |
CLIO キル カバー エアリーフィット コンシーラー | 1,540円〜 |
| アプリケーターが細くて調節しやすい!ヨレにくく乾燥しにくい!直径1cmでスリムでかさばらないのも高ポイント! | 詳細を見る | ||
NARS ソフトマットコンプリートコンシーラー | 3,960円〜 |
| テクスチャーは程よい硬さで、手の温度で溶けるので馴染みます!カバー力も十分♡ | 詳細を見る | ||
コフレドール アイゾーンコンシーラー | 2,750円〜 |
| ばっちり隠してくれてびっくりしました😭💕手に収まるサイズ感で持ち運びも◎ | 詳細を見る | ||
IPSA クリエイティブコンシーラーe | 3,850円〜 |
| ちゃんとカバーしてくれるのに厚塗り感が無いのと時間が経っても乾燥してないしよれない😳 | 詳細を見る |
コンシーラーは、ファンデーションよりもカバー力が高いため、シミや色ムラ、ニキビ跡やくまなど、あらゆる肌悩みをカバーできる優れもの。
どんなに肌がきれいな人でも、コンシーラーを使うと使わないとでは、ベースメイクの仕上がりが各段に違います!