クマメイクで隠したい目の下のクマが余計目立つのはなぜ？おすすめのアイテムからメイク方法も紹介

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クマができやすい目の下のまぶたは、とてもデリケートな部分。クマが目立ちやすいのには、こんな特徴が関係しています。

• 汗腺がなく、皮脂も分泌されにくく乾燥しやすい
• まばたきや、表情を作るときには頻繁に細かく動く
• お肌にシワがよりやすく、年齢とともにたるみが目立ちやすい
• 目元の皮膚はメラノサイトの活動が盛んで、色素沈着を起こしやすい

眼球のまわりをおおうクッションのようなやわらかい脂肪を支えている目元の皮膚は、他の皮膚とくらべて1/3程度しか厚みがありません。そのため、顔のなかでも肌悩みが目立ちやすいのです。

クマといっても青クマ・茶クマ・黒クマと3種類あり、タイプによって特徴や、原因が違います。クマに合うクマメイクをすることで、より自然に目立ちにくい仕上がりになりますよ。まずは自分のクマがどのタイプなのか、チェックしてみてください。

青クマは、目の下が薄く青黒っぽく見えるのが特徴。目尻を軽く真横に引っ張ると、目立っていたクマの色がほんのりと薄く見えやすいです。目のまわりの血行不良が原因になりやすく、スマホや、パソコンなどの目の疲れや、寝不足で目立つ場合も。

また目元の皮膚が薄く、血管の色が透けて見えやすい人にも目立つことがあります。

茶クマは目尻を引っ張っても、上を向いても色の濃さは変わりにくいタイプ。皮膚の薄い目元に色素沈着が起こることで、目立ちやすくなります。目のまわりの皮膚をこすりすぎたり、十分にアイメイクを落とせていなかったりするのが原因となることも。

アイメイクをしっかりとメイクオフするのはもちろん、ゴシゴシと強くこすらないことも大切です。

黒クマは上を向いたときにクマの色が薄くなったり、お肌に光が当たるときの加減で目の下に影ができているように見えたりします。皮膚のハリや、弾力の低下することで、目の下がくぼんで見えたり、影が目立ち黒っぽく目立つことも。

年齢とともにお肌のハリが少なくなり、黒クマが濃くなりやすいです。また目のまわりがむくみやすいと影が目立ちやすいので、強調されるケースも。

キレイにアイメイクをしても、クマが目立つと目元の印象が暗く見えてしまうことも。コンシーラーでクマ隠しをする人も多いですが、厚塗りになったり、うまくカバーできなかったりと、困っている人も多いのでは。

クマのタイプに合わせた、コンシーラーの使い方＆色の選び方をご紹介します。

青クマさんにおすすめなのは、ほんのり赤みのあるオレンジ系のコンシーラー。血管が透けて見えやすいお肌に血色感を与えて、イキイキとした印象の目元に導きます。目頭のキワにコンシーラーが溜まりやすいので、こんなふうに少量ずつ薄づきに仕上げるのがポイント。

• 上まぶたには目頭からアイホールにかけてつける
• 下まぶたには目頭から涙袋にかけて、放射状につける
• まぶたのキワにはいれず、1mmほど隙間を空ける
• コンシーラーは目頭から目尻へ一方方向にぼかす
• 下まぶたは左右にぼかしながら広げる

薄いシミのような茶クマが目立つときには、お肌の色みに近いベージュ系・イエロー系のコンシーラーがおすすめです。クマが気になる部分にポンポンと少量ずつつけて、指でまわりのお肌との境界線をぼかしていきましょう。

なめらかなテクスチャーの筆タイプや、チップ式タイプを使うと、ピンポイントで使えて便利。またパレット式で自分のお肌のトーンと合う色に混ぜ合わせて、ブラシでのせるのも◎。

黒クマはオレンジ系のコンシーラーで肌色を補正してから、イエロー系のコンシーラーを重ねるとより自然な印象に！こんなふうにつけるのがおすすめです。

1. オレンジ系コンシーラーを気になる部分全体にのせる
2. 指先でトントンと薄づきになるようにぼかす
3. クマが濃く目立つ部分だけにイエロー系コンシーラーを重ねる
4. 重ねたコンシーラーを指でぼかす

さらに下まぶたの涙袋に、淡いトーンのアイシャドウや、ハイライトをつけるとツヤが出て、目元にほどよい抜け感を演出してくれます。

コンシーラーにはさまざまな種類があるので、クマをカバーするのに適したコンシーラーを選ぶのが大事です。アイテムによって得意なメイク方法や、テクスチャーが違うので、自分が使いやすいものを選んでみてくださいね。

複数のカラーのコンシーラーが入っているパレットタイプ。商品によってテクスチャーは少々異なりますが、なめらかでお肌に伸ばしやすいものが多く、カバー力が高いのも魅力です。クマのタイプに合わせて、カラーを選びやすいだけでなく、色を混ぜ合わせて使いやすいカラーに調節することも可能！

チップがついている商品もあるので、お出かけ先でもサッとメイク直しをしやすいですよ。

先端が斜めにカットされた、口紅のような形が特徴のスティックタイプ。テクスチャーは硬めでカバー力が高いものが多いです。ただ皮膚の薄い目のまわりよりは、頬やフェイスラインの肌悩みをカバーしたいときに向いています。

濃いクマの色をナチュラルにカバーしたいときにも◎。直接お肌につけたり、ブラシでとってなじませたりして使用します。

リキッドタイプは液状のなめらかなコンシーラーで、ボトル容器のものが多く、先端が筆になっているものや、チップになっているものが主流です。

水分や油分が多く、やわらかいつけ心地のものから、密着力に優れた重めのテクスチャーのものまで商品によってテクスチャーが異なります。クマの濃さや、メイクの雰囲気に合わせてつけ心地や、カバー力を選びやすいですよ。

お肌に直接密着させて使いやすい筆タイプは、狙った部分にピンポイントでつけやすいのが魅力。クリームのようななめらかなテクスチャーのものが多いので、薄づきに仕上がりやすいです。お出かけ先のメイク直しや、クマの濃淡によって複数のコンシーラーを使い分けたいという人にもおすすめ♡

チップタイプは、筆タイプよりも1度にとる量の調節がしやすく、やや広めにカバーしたいときにも便利です。気になる部分に直接のせたり、手の甲に出し指先にとってなじませたりと自分が使いやすいやり方でなじませやすいですよ。

クリームタイプは、クリームファンデーションのようにやわらかく、お肌に伸ばしやすいテクスチャーが特徴。広い範囲をカバーしやすく、薄づきに仕上げやすいのも魅力です。

目の下のクマや、シミなどのお悩みにはコンシーラーブラシを使うと、ピンポイントでなじませやすいですよ。カバー力は他のタイプよりも高くないものが多いので、よりナチュラルなメイクにしたいときにおすすめです。

コンシーラーといっても、メーカーによって色の濃淡や、テクスチャーが異なります。コンシーラー初心者さんにもおすすめしたい、プチプラアイテムを5つご紹介。ドラッグストアや、ネット通販でも手に入りやすいので、タイプの違うアイテムを揃えたい人も参考にしてみてくださいね。

Visée(ヴィセ)の”リシェ レッドトリック アイコンシーラー”は、赤みのあるオレンジと、ベージュ系カラーで気になる目元のお悩みを目立たなくさせるコンシーラー。ヒアルロン酸と、スクワランを配合したなめらかなテクスチャーで、お肌のうるおいを守りながら肌の色ムラを自然にカバーしてくれます。

指先でもブラシでも薄づきにしやすい軽やかなつけ心地なので、コンシーラーを初めて使う人にもおすすめです。無香料。

プチプラながら、優れたカバー力が自慢のザセム”カバーパーフェクト チップ コンシーラー”。全14色とカラーバリエーションが豊富で、自分にぴったりのカラーを見つけやすいのも魅力です。

みずみずしく軽いつけ心地ながら密着力が高く、長くキレイな状態をキープしてくれますよ。プチプラなので、お悩みに合わせて複数のカラーを揃えたいという人にもおすすめです。SPF28・PA++。

CEZANNE(セザンヌ)の”ストレッチコンシーラー”は、肌なじみのよいオレンジカラーでクマを目立ちにくくしてくれるリキッドコンシーラー。SPF50・PA++++のUVカット機能と、ウォータープルーフタイプで、長時間メイク直しができないときや、汗をかきやすい夏場のメイクにも◎。

また”ストレッチ処方”なので、シワに入りにくく、キレイな目元を長持ちさせてくれますよ。1回の量を調節しやすいチップ式です。

自分のお肌に合うカラーが見つかりにくい人におすすめなのが、キャンメイク(CANMAKE)の“カラーミキシングコンシーラー”。3色入りのパレットのなかには、“MIXスペース”とチップとブラシの両面が使えるダブルエンドのツールがついているので、自分のお肌に合わせたカラーに混ぜ合わせることができますよ。

パール・ラメが配合されていて、自然なツヤ感も演出してくれます♡SPF50+･PA++++。

DHC(ディーエイチシー)の“Q10モイスチュアケア クリアトリートメントリタッチ”は、お肌にうるおいとハリを与えてくれるコエンザイムQ10・スイゼンジノリ多糖体・セラミド・マリンコラーゲンを配合。カサつきやすい目元のうるおいを守りながら、イキイキとした印象に導いてくれます。

さらに“トリプルフィルムテクノロジー”で、薄づきでも肌悩みの目立ちにくいメイクを長時間キープしてくれますよ。お肌のカサつきが気になる人はもちろん、エイジングケア*が気になる大人肌にも◎。

高級感のあるデパコスですが、敷居が高いと避けてしまう人もいるのでは。でもデパコスのコンシーラーは機能性が高く、カラーバリエーションが豊富なアイテムが多いです。今度はデパコスでおすすめのアイテムを5つご紹介します。

肌にフィットしやすく、なめらかで伸びのいいテクスチャーが特徴の&beの”&beファンシーラー”。クリームファンデーションのような使い心地と、コンシーラーのカバー力を叶えてくれるので、コンシーラーを使い慣れていない人にもおすすめです。

右側のオレンジカラーがほどよい血色感を与えてくれ、左側のベージュカラーが肌のくすみを目立ちにくくしてくれます。石けんでメイクオフ可能な軽いつけ心地ながら、キレイな仕上がりを長時間キープしてくれるのもポイント。

イプサの”クリエイティブコンシーラー”は、自分の肌トーンや、肌悩みに合わせて色をブレンドしやすい3色入りのコンシーラーパレット。厚塗り感がでにくく、薄いまぶたにもしなやかに密着してくれますよ。

肌に当たる光を味方につけて、透け感のあるナチュラルな仕上がりに導きます。SPF25・PA+++とUVカット機能つきなので、メイク直しにも◎。

THREE(スリー)の“アドバンスド スムージング コンシーラー”は、オレンジ系カラーからベージュカラー・イエロー系カラーまで絶妙なニュアンスから選べるリキッドタイプのコンシーラー。8種類の植物オイルや、植物エッセンスが配合されているなめらかなつけ心地で、肌にとけこむように自然になじみ、肌悩みをカバーしてくれますよ。

目元の乾燥が気になる人や、メイク直し向けの持ち歩きコスメとしてもおすすめです。パラベンフリー、合成香料・鉱物油不使用。

ケサランパサラン(Kesalan Patharan)の”アンダーアイブライトナー”は、目元に自然な血色感を出してくれるオレンジカラーと、光と色でツヤ感を演出してくれるイエローカラーを組み合わせたコンシーラーパレット。密着力に優れているオイルや、保湿成分が、乾燥からお肌を守りキレイなメイクを長持ちさせてくれます。

目のまわりのカサつきや、長時間メイク直しができないときにも◎。広い面で伸ばしやすく、細かい部分もぼかしやすい両面のチップがついているので、気になる部分にフィットさせやすいですよ。

BOBBI BROWN(ボビイブラウン)の“インスタント フル カバー コンシーラー”は、ヒアルロン酸を配合した軽いつけ心地のチップタイプのコンシーラー。お肌にピタッと密着させやすく、動きの多いまぶたのクマや、お肌の色ムラをカバーしてくれます。

全10色展開なので、色白さんから濃いめの肌トーンの人まで、自分のお肌に合う色を見つけやすいですよ。狙った部分につけやすいこだわりのアプリケーターなので、メイク初心者さんにもおすすめです。

コンシーラーをもっと詳しく知りたい人は、以下の記事も一緒にチェックしてみてくださいね。

コンシーラーのおすすめ人気ランキング

目の下を明るく見せる救世主♡きれいにクマをカバーするコンシーラーを紹介！

クマのタイプによっては、メイクだけでなく、生活習慣やスキンケアによって目立ちにくくなる場合も。普段の生活習慣を見直したり、スキンケアをプラスしながら、クマが目立ちにくい状態へ導いてみましょう。

使い切りのホットアイマスクや、蒸しタオルを目元に当てて、お肌を温めて、目のまわりの血行をよくしてみましょう。蒸しタオルは水で濡らしたタオルを良くしぼり、レンジで1分～1分半温めるだけで、簡単に作れます。長時間のデスクワークや、スマホを使用したあとに行うのもおすすめです。

ポイントメイクのメイク落としに適したリムーバーをコットンに含ませて、色が濃く、耐久性に優れたアイメイクをすっきりとふきとりましょう。

色の濃いアイメイクはしっかりとメイクオフすることが大切です。特に耐久性の高いマスカラや、アイライナーはお肌に成分が残ってしまい、色素沈着の原因になる可能性も。

まぶたのキワや、お肌の凹凸部分は、コットンと4つ折りにして角を使ったり、綿棒の先にリムーバーを含ませたりしたものを使うとメイクオフしやすいですよ。

目のまわりの皮膚は薄く、デリケートなため、ゴシゴシと力を入れてこすると、肌刺激を受けやすいので要注意。涙を拭くときや、コンタクトをいれるときにまぶたは、やわらかいティッシュや、コットンを使って、お肌をそっと押さえるように軽い力で水分をふきとりましょう。

お肌にうるおいとハリを与えてくれるアイクリームは、目元が気になるときのスキンケアにプラスしたいアイテム。顔全体のスキンケアが終わったら、目のまわりに少しずつ塗り重ねて使います。

保湿力に優れた成分はもちろん、お肌にハリを与えてイキイキとした印象に整えるレチノールや、カフェインを配合したものは、エイジングケア*にもおすすめです。

コンシーラーで上手くクマをカバーしきれず、お悩みの人も多いのでは。コンシーラー以外のアイテムで、クマの印象を目立ちにくくするメイク方法をご紹介します。

まぶたの下の目頭のあたりからやや斜め下方向へ、骨格に沿ってハイライトを入れてみましょう。お肌にツヤ感が出て、くすみが目立ちにくい美肌に仕上がりますよ♡顔に立体感が出るので、メリハリのある華やかな印象のメイクにも◎。

赤系のチークで目元のお肌にほんのりと血色感をプラスしてみましょう。まず指先で赤系のチークをとり、お肌にポンポンとなじませます。その上からベージュ系のコンシーラー、もしくはファンデーションを重ねてぼかすと、ナチュラルな雰囲気のメイクに仕上がりますよ。

赤系チークでも透け感のあるクリアタイプや、オレンジが入ったカラーだとより肌なじみがよく、自然な印象のメイクに♡

クマは隠すだけでなく、陰影をいかしながらデカ目風メイクに仕上げるのもおすすめです。「コンシーラーをのせても、濃いクマが目立ってしまう」とお悩みの人は、こんなアイメイクで目元の雰囲気を華やかにしてみては♡

ミドルカラーはアイシャドウパレットのなかでも、中間にあたるカラーのこと。ない場合は、締め色よりも薄いブラウンカラーを使って、まぶたに自然な陰影を演出してみましょう。目尻に濃いカラーが目立つことで、クマの陰影がナチュラルな印象になり、目を大きく見せてくれますよ。

クマをいかしたメイクはコスプレでも人気があります。目の下のクマを目立たせることで、憧れのキャラに近づくだけでなく、目元の印象をグッと引き立てて魅力的な雰囲気に見せてくれますよ♡クマが目立つキャラのコスプレでは、涙袋に薄いブラウンのアイシャドウや、アイラインをつけたクマメイクをするのもおすすめ。

お出かけ先でサッとメイク直しするときにおすすめしたい、クマメイクをキレイに長持ちさせてくれる方法をご紹介します。こんなふうにすると、コンシーラーを使っても厚塗り感が出にくく、自然な印象に仕上がりますよ。

1. 綿棒の先に乳液を含ませて、崩れてしまったメイクをふきとる
2. 乳液をつけた部分を軽く指で押さえてなじませる
3. コンシーラーを少量ずつつける
4. 指先やスポンジで、ポンポンと軽く叩いてなじませる

崩れたメイクを乳液で軽くふきとったあとは、油分をお肌になじませてから、コンシーラーを使うのがポイント。なじむ前につけてしまうと、油分でメイクが崩れやすくなったり、十分にカバーできない場合があります。コンシーラーをなじませたら、周囲の肌との境界線をぼかしてナチュラルに仕上げましょう。

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目の下にクマが目立つと、気になってしまう人は多いはず。でもクマのタイプによって適したコンシーラーの色や、使い方は異なるので、まずは自分のクマタイプをチェックしてみてください。さらにご紹介したコンシーラーのクマ隠し方法や、クマをいかしたアイメイクを参考にしながら、自分に合う方法でメイクを楽しんでみましょう。

(* 年齢に応じたお手入れのこと)

目元のクマ以外のコンシーラーの使い方や、色選びに悩んだときは、こちらの記事もあわせて参考にしてみてくださいね。

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