【年代別！日本の化粧品ブランドおすすめランキング＆人気商品】デパコスからプチプラまで

化粧品のブランド選びに迷ったら、年代で決める選び方がおすすめです。化粧品のブランドは対象年齢を考慮してコンセプトを決め、製品の値段や成分配合などにもそれが反映されているからです。

たとえば若年層向けの化粧品ブランドのスキンケアなら、皮脂分泌が活発で活性力がある肌を対象にしているので、皮脂を抑えたりしっかりと落としたりすることにポイントをおいています。メイクなら、くすみのない肌に生える明るいカラーを多くそろえています。

反対にエイジングが気になり始める年代向けのブランドなら、シミへのアプローチとして美白（※1）や乾燥やシワ対策などの成分を配合しています。メイクアイテムにも美容成分を配合するなどの、工夫がされています。

化粧品ブランドは明確に対象年齢を示してはいませんが、ブランドコンセプトや商品の特徴などから対象年齢をよみとることができます。自分の年代に合った化粧品ブランドのアイテムを使えば、今の自分の肌をより簡単に最適に装えるのです。

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「年代別のブランドっていっても、どんなブランドがあってどんな特徴があるのかよくわからない」そんな方には、まずは日本の大手メーカーのブランドをおすすめします。”日本人の肌に合わせて作られた”日本の化粧品ブランド。老舗でなじみのあるメーカーの商品なら使いやすいです。

日本の化粧品ブランドは大手国内メーカーによるものが多く、「えっ！このブランドはあのメーカーだったの？」とびっくりすることも…。日本の3大化粧品メーカー系列の化粧品ブランドに、どんなものがあるかをチェックしていきましょう。

言わずと知れた日本での国内シェア1位の化粧品最大手メーカーで、ブランド数も豊富です。CMなどで知られているブランドが資生堂なのは承知していても、外資系だと思っていた”NARS”もメーカーは資生堂。プチプラも豊富で、”エリクシール”などは、さらに年齢別や目的別にラインが分かれています。

＜デパコス＞

• SHISEIDO
• クレ・ド・ポー ボーテ
• イプサ
• ナーズ
• ローラ メルシエ
• ベアミネラル

＜プチプラ・ドラッグストアライン＞

• マキアージュ
• エリクシール
• HAKU
• エテュセ
• dプログラム
• アクアレーベル
• インテグレート
• マジョリカマジョルカ
• アベンヌ
• 専科

人気スポーツのフィギュアスケートのスポンサードなどで、外国への認知度も高めているコーセー。スキンケアとファンデーションが得意分野でしたが、”アナ・スイ”や”ジルスチュワート”など持つアルビオンを傘下に収め、オシャレで可愛いメイク中心のブランドも増えました。

＜デパコス＞

• コスメデコルテ
• イグニス
• アルビオン
• アディクション
• エレガンス
• アナ・スイ
• ボール＆ジョー
• ジル・スチュワート

＜プチプラ・ドラッグストアライン＞

• エスプリーク
• 雪肌精
• ONE
• 米肌
• ヴィゼ
• ファシオ

ニベアやソフィーナなど、古くからなじみのある商品が多い花王。化学メーカーなので技術力があり、原料から自社工場で一貫生産している製品も多数あります。シャンプーなどのトイレタリー製品や洗剤などのイメージが強いですが、カネボウを買収して一気に化粧品ブランドを増やしました。

＜デパコス＞

• KANEBO
• エスト
• リサージ
• ルナソル
• RMK
• スック

＜プチプラ・ドラッグストアライン＞

• コフレドール
• プリマビスタ
• オーブ
• ケイト
• スイサイ
• デュウ
• フリープラス
• キュレル
• ソフィーナiP
• メディア

3つの大手化粧品メーカーにもたくさんのプチプラブランドがありますが、プチプラに特化しているブランドでは次の5つが人気です。メイクアップ化粧品をメインに扱い、ほどんどのドラッグストアで購入することができます。対象年齢はやや低めが多いですが、値段の安さと種類の豊富さ、店舗で手に取って手軽に購入できるので10代～50代までの幅広い年齢層に人気です。

• セザンヌ
• キャンメイク
• エクセル
• ちふれ
• メイベリンニューヨーク

メイベリンニューヨークは外資系の日本ロレアルが展開するブランド。

「オーガニック化粧品ブランドのアイテムを使いたい」と思っている方も少なくないですが、残念ながら日本には正確な”オーガニック化粧品のブランド”はありません。「ない」というよりも”オーガニック化粧品”の基準がないので、どの化粧品ブランドでもオーガニックを名乗れるのです。

オーガニックは「有機の」という意味で、日本では有機栽培（化学肥料を使わずに遺伝子操作もせずに作る農法）でつくられた植物を”ひとつでも”使った製品を「オーガニック」と呼ぶことができます。

ところが日本ではオーガニックを認定しているのは「食品」のみ。日本の化粧品には、オーガニックの統一した基準がありません。天然由来の植物エキスを使っているだけで、そのほかには石油由来の合成原料が使われていてもオーガニックを名乗ることができます。

日本の化粧品はオーガニック基準が曖昧なうえ、必ずしも”オーガニック化粧品＝肌にやさしい”ということでもありません。”オーガニック”にこだわり過ぎずに、自分の肌に合うブランドを選ぶのがおすすめです。

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化粧品は日本のメーカー製だからといって必ず国産というわけではなく、海外の工場で製造している商品もあります。反対に海外メーカーの商品でも、日本で製造しているものもあります。国産かどうかをチェックするには、原産国名をチェックしましょう。化粧品には必ず原産国の記載があり、「made in 〇〇」「○○製」「原産国○○」と表記されています。

原産国とは、化粧品の中身（バルク）を製造した国のことです。たとえば中身は中国で製造されて日本で充填や仕上げしたとしても、その化粧品は中国製です。また原料がどの国で製造されたかは原産国に反映されないので、日本製の化粧品で外国製の原料を配合している場合もあります。

日本市場で販売されている化粧品は原産国がどこであっても、日本の法律に従った商品になっています。韓国など海外ブランドの化粧品で同じ名前の商品であっても、日本仕様にするために成分が違う場合もあります。海外ブランドの化粧品を国内で販売する場合は、日本で使用が禁止されている成分を排除し、パッケージの記載などが日本のルールに則っていなければならないからです。

化粧品の使用期限なども日本と海外では異なります。使用期限について詳しく知りたい場合はこちらの記事をチェック！→　その化粧水、使用期限が過ぎてない？開封前＆開封後やサンプルの期限をチェックしよう

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メイクを本格的に始めたばかりの大学生から20代前半くらいの年代は、プチプラを中心に値段が安く、テクニックいらずで初心者に使いやすいブランドがおすすめ。素肌もきれいな年代なので、スキンケアではニキビなどをケアできるブランドをチョイス！メイクもまずはアイブロウを中心に選んでみましょう。

洗顔やクレンジングアイテムを中心に扱う、資生堂のスキンケアブランド。泡立ちのよい、使いやすさが特徴です。スキンケアのスタートは洗顔から。若い年齢層は中高校生から、大人のメンズまでおすすめのブランドです。

4種類ある洗顔料の中でも人気の高い、洗い上がりにうるおいが残るしっとりタイプの洗顔料です。LIPSでの人気はもちろん、各美容サイトや雑誌でもベストコスメに選ばれてます。

通販から始まったオルビスは、今では百貨店や駅ビルなどの店舗販売も展開。年齢層や肌質に分けた豊富なラインナップで、スキンケアがおすすめです。肌に負担をかけない成分で、コスパよいのが強み。パッケージを簡略化し、メディア広告も少なくし低コストを実現。購入の際に、選べるサンプルが数種類もらえるのもおすすめポイントです。

皮脂分泌が活発な肌むけの、肌荒れ防止成分で繰り返しできるニキビを防ぐ薬用化粧水。弱酸性の低刺激処方で、植物由来エキスや浸透型コラーゲンが肌にうるおいをあたえます。

創業者夫人の化粧品による肌荒れから、防腐剤や香料などの”無添加”を掲げてスタートしたファンケル。シンプルな処方で、敏感肌やアトピー肌に人気のブランドです。通販から始まり、現在は店舗販売も展開。銀座の中心にある店舗は、インバウンド客の聖地になっています。

ファンケルといえば洗顔料といえるほど、パウダータイプの洗顔料は代表的なアイテムです。酵素の働きに炭と泥の吸着力を加えた洗顔パウダーは、毛穴に詰まった角栓にアプローチして汚れや黒ずみをオフ。過剰な皮脂も抑えて、毛穴の目立たない陶器肌を叶えます。

ノエビア化粧品系列で、メイクアップ商品をドラッグストアやセレクトショップに展開しているプチプラブランドのエクセル。季節感やトレンドを素早く取り入れ、プチプラながら本格的なメイクにも仕上げられるアイテムが満載です。

”眉を線で描く、色をつける、ぼかす”の3とおりが1本でできる、初心者にも使やすいアイブローパウダー＆ペンシル。エクセルのアイムを使うなら必須の1本です。化粧ポーチの中に入れて携帯しておくと、お直しアイテムとしても便利に使えます。

カネボウのメイクアップブランドのケイト《KATE》は、アイブロウパウダーやペンシル、マスカラなど眉を整えるアイテムが秀逸。アイブロウはメイクの登竜門ながら、一番難しいともいえるポイント。KATEのアイテムで揃えれば、アイブロウの描き方が上達すること間違いなしです。

ペンシルでのアイブロウに慣れて、パウダーでナチュラルに仕上げたいときにおすすめのアイテム。3色のグラデーションで濃淡をつければのっぺりと張り付いた眉ではなく、立体的なメイク上級者の仕上がりに。ブラシを使って、ノーズシャドウとして鼻を高く見せるのにもおすすめです。

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女子力を全開にしたい20代～30代は、トレンドを取れ入れつつもカワイイ＆オシャレなブランドの化粧品で気分をアップさせるのがおすすめ。スキンケアでは肌荒れや揺らぎ肌など、敏感になりやすい肌を整えるのがポイントです。

36年ものロングセラーを続ける、コーセーを代表するスキンケアブランド。保湿、肌あれ防止などにアプローチするハトムギを、化粧品成分としての認知を高めたシリーズです。ネーミングのとおり雪のように透明感のある肌へみちびくのがコンセプト。

ドラッグストアで販売していてもプチプラとはいいがたい値段ですが、スキンケアへの投資も始めたい20～30代におすすめです。

肌荒れ防止の有効成分グリチルリチン酸ジカリウム、植物由来成分で保湿をうるおす薬用の弱酸性の化粧水です。美白（※1）化粧品のイメージが強いですが、肌荒れ防止の効果がメイン。乾燥しがちな美白（※1）成分は配合されていないので、さっぱりした使い心地なのにうるおいのある肌に整います。

スキンケアからメイクまで、トータルでラインナップが揃うRMKは、デパコス初心者におすすめのブランド。柔らかい色調が多いメイクアイテムは、テクニックなしでも使いこなしやすいものばかり。シルバーを基調としたパッケージもRMKの特徴で、汚れが目立ちにくく清潔感があります。

ファンデーションに秀逸アイテムが多いRMKの、「しっかりカバーするのに薄づき」という革新的なファンデーション。ツヤが出すぎることのないセミマット肌に仕上がり、程よくカバーしつつ20～30代の肌の綺麗さを生かせるアイテムです。

ドラッグストアを中心に展開している、プチプラコスメの先駆けといえる化粧品ブランド。メイクアイテムを中心に、ほとんどの商品が1,000円以下の値段で購入可。カラーバリエーションも豊富で、店頭のテスターで気軽に試せるのも◎です。

高いカバー力で毛穴や色ムラを綺麗にカバーして、マットな肌に仕上がるフィニッシュパウダー。UVカット効果もあり、ファンデーションなしでもふんわりとした美肌をつくれます。

花や猫を扱ったモチーフでパッケージから気分が上がるのが、《ポール＆ジョー》。大胆で鮮やかな発色のアイシャドウや、カラフルでキュートなパッケージでメイクアイテムを中心に展開しています。女性らしさを押し出すフェミニンでガーリーなメイクをしたい人におすすめです。見た目もかわいらしいので、プレゼントにも◎。

ラベンダーパールによる光コントロール効果で肌色を明るくし、肌の凹凸をなめらかに整えてツヤ肌に仕上げてくれる化粧下地。伸びがよいのでファンデーションを重ねても厚塗りにならず、濡れたようなツヤ肌を叶えてくれます。SPF20PA++でUVカット効果もあり。

ファッションブランドからスタートしたジル・スチュアートは、すべてのアイテムでお姫様調のキラキラしたパッケージが最大の特徴。持っているだけで、かわいい女性になれそうな化粧品ブランドです。プレゼントにも最適で、セット商品などのギフトアイテムも多く取り揃えています。

4色をミックスして使うチーク。その日のメイクやファッションに合わせて、色合いを自在に変えられるのでチークはこれ一つで何通りにも使えます。鮮やかなカラーバリエーションですが、固めのプレスなので肌に色が付きすぎることがありません。付属のブラシはハイライトなどにも使える大き目の本格的なブラシで、お得感も満載です。

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エイジングが気になり始める年代では、スキンケアでのブランド選びがポイントです。美白（※1）や保湿などの成分にこだわったアイテムで、肌のエイジングに予防と対策を。メイクでは肌のくすみや色ムラをカバーして、これまでに培ったメイクテクニックを駆使してキチンと感のある大人女子を演出できるブランドを選びましょう。

ドラッグストアに並ぶプチプラのなかでも、1.2番目を争う超低価格のちふれ。スキンケアからメイクまでのフルラインナップです。スキンケアの種類もシンプルなものから機能性を兼ね備えたものまで多彩なので、内容をしっかりと見極めれる年齢層なら自分の肌質にや目的に合った最適のものを選ぶことができます。

化粧水、美容液、乳液とうるおいから保湿までのスキンケアが一度にできる、オールインワンジェル。美白（※1）成分のトラネキサム酸が配合され、シミや乾燥くすみが気になりだした年代に最適です。ヒアルロン酸・トレハロース・甘草エキスの保湿成分も配合され、肌のうるおいもしっかりとキープできます。

シミに特化した”シミ予防”の研究から生まれた資生堂のスキンケアブランド。有効成分のトラネキサム酸と4MSKを日本ではじめて化粧品に配合し、美白（※1）化粧品の代表的なブランドとなっています。

トラネキサム酸と4MSKの2つの有効成分に加え、うるおいを与えて肌環境を整えるZカット複合体を新たに加えてリニューアル。高い浸透力（※2）で肌になじみ、有効成分を届ける美容液です。

アルビオンが展開する、メイクアップが中心のブランド。コントロールカラーやフェイスパウダーの色味は地肌をしっかりとし補正してくれるので、色ムラやくすみなどが気になる年代のベースメイクにおすすめです。アイシャドウやチーク、リップなどのカラーアイテムには「イエベ」「ブルベ」のどちらに合うのかの表示があり、選びやすいのもポイントです。

5色のカラーで肌色をコントロールして、思い通りの肌へ近づける化粧下地。植物由来の保湿成分も配合されて乾燥しにくく、しっかりと色補正しながらも白っぽくなったり厚塗感が出たりすることがありません。SPF25PA++で、UVカットが同時にできる点もポイント。

コーセーの代名詞といえる、スキンケアからメイクまでフルラインナップのデパコスブランド。高級感がありながらも、取り入れやすい手頃な価格も魅力です。パウダー類の粒子の細かさと、しっとりとした質感に特徴があります。

”パウダー類が秀逸”という、コスメデコルテの強みを代表するアイテム。乾燥しがちな30代以上の大人女性の肌も、冬でもしっとりとなめらかに仕上がり粉っぽくなりません。カラーも6色とバリエーションが豊富で、ツヤ肌とマット肌を選ぶことができます。

アメリカ発祥で資生堂が買収し、傘下にしたメーキャップブランドです。中国に展開後は、日本でもインバウンド客にも大人気。アーティスティックなアイテムなので多少のテクニックが必要ですが、30～40代ならメイクを楽めるブランドです。

リッチなテクスチャーのクリームが肌にうるおいを持たせながら、光拡散テクノロジーでシミやクマなどの気になる部分をカバーするコンシーラー。時間がたってもシワに入り込んだり、固まったりすることなく肌のトーンを均一に整えます。カラーバリエーションが豊富なので自分にピッタリの色が見つけられ、ハイライトに使うのにもおすすめです。

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化粧品は、自分の年代にあったブランドで選ぶのがおすすめです。化粧品ブランドは年代別にターゲット層が決まっていて、その年齢層の肌やイメージにふさわしい商品になっているからです。

スキンケアなら成分の配合や肌への効果が、メイクアップなら色みや質感などがターゲット層に合わせてあるので、自分の年代に合ったブランドから商品を選んだほうがより魅力的に見せることができます。

ご紹介したアイテムはおすすめするブランドの代表的な商品だけですが、年代にあった化粧品ブランドならほかにも必ず自分に合ったアイテムが見つけられます。これからの化粧品選びに、年代別のおすすめブランドをぜひ参考にしてみてください♪

※1　メラニンの生成を抑え、日焼けによるしみやそばかすを防ぐ

※2　角質層まで