ハイライトカラーを失敗された…自分で直す方法はあるの？ハイライトの失敗例もご紹介

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「ハイライトを入れてイメチェンしたい！」「憧れの外国人風カラーに！」など、いつものカラーにアクセントとしてハイライトを入れる人が多いです。しかし、いざやってみると理想とは程遠い失敗作が出来上がっていたトラブルもあります。

いきつけの美容院で長く担当している美容師さんにお願いしたのに、ヤンキー風の古臭い仕上がりになっていた…。根元までしっかり入った太くてダサいハイライトは、まるでメッシュのような存在感があります。

このようなハイライトを失敗トラブルは、決して珍しいことではありません。技術はもちろん美容師のセンスも重要な非常に難しい施術だからです。

ハイライトを入れる時は、通常のカラーより失敗のリスクがあることを頭に入れておいてくださいね。

最近は、白髪隠しにハイライトを入れる人がいます。ホワイトのハイライトをほどよく入れて白髪と馴染ませれば、普通のカラーより色素が強く傷みやすい白髪染めを使わずぼかすことが可能です。

しかし、ハイライトの色味や太さを間違えると、逆に白髪が増えた印象を与えます。上の画像の場合、表面にホワイト寄りのくすんだグレージュを太く入れたせいで、髪全体がパサついている印象です。

ハイライトは、ベースカラーとハイライトの色味をはっきりさせればさせるほど、よりハイライトを目立たせることが可能です。美容師の中には、「ベースカラーを暗くしなきゃ！ブリーチの時間を長めに置かなきゃ！」と考える人もいます。

「ハイライトを主張させる」ことばかり意識が向くと、ハイライトが金っぽく明るくなったり逆にベースカラーが暗くなってしまったりします。画像は若干茶色っぽいですが、白っぽい部分も混じっていてムラがある仕上がりです。

ハイライトに色ムラが目立つと、髪が汚く見えてひと昔前のヤンキーのような印象になります。

今風のハイライトカラーに仕上げるためには、ハイライトを入れる太さもポイントです。一般的にハイライトを入れる太さは、7～10mmといわれています。さらにナチュラルさを求めるなら5mmで入れる場合も。

しかし、太く入れすぎてしまうと、画像のように根元からハイライトが目立ちすぎてしまいます。根元からしっかり入ったハイライトは、ベースカラーとの境目がはっきりしすぎてダサい印象になりがちです。

「また美容院に高いお金を払いたくない」「金欠だけど職場から髪を直してこいと言われた」という人は、失敗したハイライトを自分で直そうとします。ただし、セルフで修正するなら失敗する覚悟でやってほしいです。

ハイライトは、美容師さんの技術やセンスが試される施術です。「ハイライト　失敗　セルフ」と調べても、美容師さん向けのハイライトの入れ方講座ばかり出てきます。素人向けのハイライト修正講座は、有料コンテンツにされているほど難しいです。

ハイライトをきれいに入れるポイントは以下の通りです。

• ブリーチ剤の量
• 髪質やデザインに応じて塗り方を変える
• 根元までぎちぎちに塗らない

これらにベースカラーや元の髪質を考えながら、ムラなく手早く塗布しなければいけません。薬剤を放置する時間も考えないと明るくなりすぎてしまいます。これを素人が修正するのは至難の業です。

今回は、失敗したハイライトをできるかぎりセルフで直す方法をご紹介しますが、絶対に失敗したくない人は美容院に行くことをおすすめします。

ハイライトの失敗を修正する方法は、ずばり「髪全体を暗くすること」です。ハイライトとベースカラーの色の差がはっきり出すぎて違和感がある状態なので、その境目をぼかせば悪目立ちしなくなります。

間違っても、ハイライト部分のみ染めて修正するのは避けましょう。セルフカラーは、ベースカラーも一緒に染めないと、色ムラの原因になります。そもそもハイライトだけ染め直すのはかなり難易度が高いです。

美容院にどうしてもいけない人は、応急処置として自分で髪全体を暗くした後、美容院でハイライトを入れる方法が1番安全でしょう。

カラー剤は、全体的にムラなく染めやすい泡タイプより、塗布量を調整できる乳液タイプを選ぶのがおすすめ。なるべくベースカラーとハイライトの境目をなくしたいので、塗る量を調整する必要があるからです。

最近は泡タイプが主流になっていますが、ここではビューティーラボのミルクジャムヘアカラーを紹介しますね。ダメージの原因となるアルカリ（ph）を抑えたカラー剤なので、セルフカラー特有のきしみを防ぎます。

ハイライトを修正するなら、ダークブラウンの「生チョコガナッシュ」やアッシュ系ベージュの「カフェシフォン」を選べば、落ち着いた髪色になります。画像は、カフェシフォンで染めていますが、白髪まできれいに染まっているのがわかりますね。

「もっと本格的にセルフカラーをしたい！」という人は、美容院のメニューでよく見るイルミナカラーで染めるのもアリです。市販品より技術や知識がいりますが、カラー展開も豊富で成功すれば理想の髪色に仕上がります。

白髪ぼかしをするためにハイライトを入れた人は、手っ取り早く白髪染めを使おうと考えます。おしゃれ染めと比べて色素が濃い白髪染めはたしかに暗く染まりやすいですが、後々明るくしたいなら辞めておくのが無難です。

白髪染めは、存在感が強い白髪を素人でも染められるように強力な薬剤を使っています。さらにおしゃれ染めより色素が濃いとなれば、一度染めてしまうと白髪染めが抜けるまでカラーが変えづらいです。

セルフでは、髪を暗くして一時的にごまかすことしかできないので、いずれ美容院で修正は必要です。ハイライトを失敗されてセルフで白髪染めした髪は、たとえ美容院でも失敗する可能性が高まります。

後々カラーチェンジしたい人は、白髪染めではなくおしゃれ染めを使うのがおすすめです。どうしても白髪が気になる人は、部分用の白髪染めやシャンプーを使ってみてください。

サロンドプロのカラーオンリタッチ 白髪かくしEXは、生え際や根元など細かい部分の白髪を隠したい時に使えるマスカラタイプのアイテムです。カラーは5色展開なので、塗った部分が悪目立ちしないのも嬉しいですね！

利尻昆布カラーシャンプーは、天然由来の植物色素が入っているので、髪をいたわりながら白髪をカバーできます。

難易度が高いハイライトの修正は、いかにムラなく塗り終えられるかがカギです。とくにブリーチしたハイライト部分は、長く放置しすぎるとダメージと色ムラの原因になります。毛量にもよりますが、遅くても15分以内に終わるように手早く塗りましょう。

カラーする順番は、先に染まりにくい根元を塗るとムラなく染まりやすいです。

1. 後頭部下の根元
2. 後頭部上の根元
3. 耳周りの根元
4. 毛先

自信がない人は、事前にハケや手袋など準備して、何度もシュミレーションをしましょう。失敗しないためにも、イメージトレーニングは大切です！

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満足な仕上がりにならなかった場合、美容院に連絡して無料でお直しできるかどうか聞いてみましょう。クレーマーみたいで気が引けるかもしれませんが、満足できなかった旨をきちんと伝えれば、常識ある美容院なら対応してくれます。

ただし、お直し期間が施術日から5～10日ほどと設定している美容院がほとんどなので、後悔する前に一度連絡してみてください。

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お直しを断られたもしくは元の美容院への不信感が強い場合は、ハイライトが上手い美容院を探すしかありません。ハイライトが得意な美容院の探し方は以下の通りです。

• 美容院の予約サイトで口コミを見る
• インスタで検索する
• マンツーマンの美容院を選ぶ

美容院の予約サイトから探す人が多いですが、立地や料金だけではなく口コミもくまなく確認するのがおすすめ。ただし、悪い口コミを削除する美容院も存在するので、評価が高すぎるところは逆に不安材料です。

そのため、インスタからハイライトが上手そうな美容師を探して、直接DMして施術してもらえそうか聞いたほうが確実かもしれません。近場の美容院が見つかりにくい欠点はありますが、得意な美容師が見つかる確率は高いです。

ちなみに、カラーが得意な美容師とハイライトが得意な美容師は別物と考えたほうがいいでしょう。「専属のカラーリストがいるから」という理由で選んでも、思うような仕上がりにならないケースがあります。

失敗したハイライトの修正は、1回で完全に消し去るのは難しいです。おそらく、髪のダメージのことを考えて「日を開けてまたカラーを入れましょう」と提案されます。

遠方から来ている人は「1回で完璧に直したい」と思うかもしれませんが、少しでも美髪を意識しているなら美容師の提案を素直に受け入れましょう。

ハイライトを上手くお直ししてもらうコツは、カラー履歴を正直に細かく伝えることです。過去にいつ頃カラーやブリーチをしたのか、何回色を入れたのかによって、使うべき薬剤が変わってきます。

「カラーやブリーチをしすぎてドン引きされそう」「はっきり覚えていない」という理由で曖昧に伝えると、失敗するリスクが高まります。カラー履歴は美容師にとって重要な情報なので、嘘偽りなくきちんと伝えてあげてください。

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ハイライトを失敗して一刻も早く直したい人は、先に美容院で無料でお直しできるかどうか聞いてみるのがおすすめです。どうしても自分で直したい人は、市販のカラー剤で髪を暗くすると目立たなくなります。

ただし、セルフでできるのは一時的にごまかせる応急処置までなので、いずれ美容院での修正が必要です。ハイライトでおしゃれになるはずだったのに失敗されて落ち込んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください！