ゆう🥀 on LIPS 「成分表示Q&A Q.同じ成分なのに化粧品と医薬部外品では名前が違うのはどうしてなの？ ..」

成分表示Q&A Q.同じ成分なのに化粧品と医薬部外品では名前が違うのはどうしてなの？ A.化粧品の表示名称は、原則としてINCI名と呼ばれる国際的な成分名をそのまま和訳した形で命名されます。 それに対して医薬部外品は、国内の公定書である「医薬部外品原料規格」に収載されている名称や、各メーカーが国に申請した際の成分名を表示することになっています。これらはそれぞれ独自に命名されるため、同じ成分でも、別の名称になってしまうことがあるんです。 結果、違う名前になり、わかりにくくなってしまうのです！ Q.表示しなくてもよいキャリーオーバー成分ってどんな成分なの？ A.キャリーオーバー成分とは、全成分表示に記載する義務がない成分のことです。キャリーオーバーは「持ち越す」という意味であり、原料の製造過程において品質を保つために添加されたり、残留物として残っていたりする可能性のある微量成分を指します。このように原料に元々含まれ、化粧品製造販売業者が意図しない成分には必ずしも表示義務はないということ。ただし、表示しなくていいのは、化粧品の品質、安全性に全ての責任を負うメーカーが「製品に影響を及ぼさない」と判断した場合のみ✅ また、〇〇無添加、〇〇フリーという場合には、たとえキャリーオーバー成分であっても〇〇に相当する成分が含まれていてはいけないことになっています。 キャリーオーバー成分の具体例✅ 原料をつくる過程で生成してしまう副生成物や不純物、合成に必要な成分🔽 エタノール、イソプロパノール、t-ブタノールなど 原料を流通させる上で加えるもの🔽 防腐剤（パラベン、フェキシエタノール、BGなど）、酸化防止剤（トコフェロールなど）など 次回は旧表示指定成分について投稿します！ #美肌#スキンケア#事典#Q&A #LIPS賞