【限定香水】Dior ミス ディオール ローズ エッセンス（オードゥ トワレ）の口コミ - 【途中、若干追記しました。2022/8/2】

【途中、若干追記しました。2022/8/2】 Dior ミス ディオール ローズ エッセンス　オードゥ トワレ 100ml　２３650円。 容量展開はなく100mlのみ。 店舗・数量限定品。 可愛い外見ですが、思ったよりも本格派でした。 ブランド側の謳う香調は、フレッシュ ウッディ フローラル。 実際にギャップはなくその通りだと感じます。 トップはみずみずしく、やがてややまったりと甘いローズ、そこへだんだんウッディが重なっていき、変化が分かりやすい香りです。 ウッディはどこか檜っぽさがあり、癒される香り。 甘辛バランスがなかなか良く、ベースのウッディがしっかりしていて、深みがあって浮わついたところがなく、世代を問わず使えると思います。 意外と濃く持続もするな、と思ったらやっぱり、公式に表示されてる香りの深さは4段階中の３。ブルーミングブーケ、ローズ&ローズは１だから、同じトワレと言ってもかなり違いますよね。 1940年代の元祖ミスディオール敬意を表した感じの、シプレを思わす要素もありますかね(元祖とはもちろん全然違うけど)。 試して気に入ったら、買って損はないかなと。 専属調香師のドゥマシーは今月をもって退任、交代ですが、最後の作品はミスディオールの派生をまた増やし、でも限定。 それもDiorのフレグランスの象徴であるグラースの薔薇を使った作品。 まぁなかなかDiorでの最後の花道を飾るにふさわしい作品とも言えるでしょうか？ 【追記】 当たり前だけど、ドゥマシーが一存でミスディオールの派生を増やしたとかそういう意味で書いたわけではないですよ。 ドゥマシーのオリジナルブランドの香水ではないんだから、これに限らず全て、どんなコンセプトやシリーズで出すか、Dior側の企画に従って制作しているはずですから。追記は以上。 🌹主旨はここまで🌹 以下は色々雑感、余談です。めちゃくちゃとりとめないし、よほどよろしければお読みください。 さてこのミス ディオール ローズ エッセンス、発売情報をみた瞬間、かなり興味をひかれたけど、ミスディオールの派生でEDT・・・ 我が年齢もあるし(笑)、見た目は現代版の同シリーズのコンセプトを忠実に踏襲した可愛らしさだし。 その他、後述するけど、色々思うところあって迷ってたけど、なにより香りが気に入ったし、買わない方が後悔すると結論に達し、購入。 コンセプト的にちょっと不思議なところを突いている香水のように思いました。 グラースの本物の薔薇由来原料使用であるも、 「ローズウォーター」使用を強調してる辺りからも。 グラースの契約農園の薔薇🌹をふんだんに使ったということですが、説明で連呼されてるのは「ローズウォーター」。 え、ってことは、あくまで精油抽出の副産物である芳香蒸留水を使いましたってことで、薔薇の精油やアブソリュートは使われてないの？？って私がまず思ったのがそれ(もちろん芳香蒸留水も貴重なものですが、「香料」ではありませんので)。 そう思うのってちょっとひねくれてるかな💧？ (なお、ある香水ポータルサイトでは、グラースローズアブソリュートが使われてると記載あり。) まぁ、真偽は分かりませんがEDTであることや極端に香料の質を奢っていないことによって、今時の(天然由来原料も使った)香水にしてはまだお手頃な価格に抑えてある程度の量も販売できるというところでしょうか(あくまで推測ですよ)。 ついでに、パケの紙箱にも花びらを利用した再生紙ということでサステナブル感も強調。 収穫年度を限定することによって特別感も醸し。 ローズ以外の要素では、ボトルのリサイクルガラス使用ももちろん(限定品にあえて使うところがね)。 コストとできうる限りの生産量確保と、今時感の演出によるアピール、色んな面である意味、「苦肉の策」感も感じたり。 店舗も数量も限定とのことですが、私が買い回る範囲のカウンターでは全て置いてあったし、今もオンライン在庫もあるようなのでやっぱり、極端に希少品というわけではなさげですね。 でもそれのお陰で特別感と気軽さの同居が実現しているともいえる。 これが、他ブランドでコア層向けだったらもっと本格派にして価格も倍は取るのかもしれないけど、普段、ブルーミングブーケやローズ&ローズを使ってる顧客層にも、ちょっと奮発して買ってみようかと思わせる価格に抑えないといけないでしょうしね。 (ブルーミングブーケ、ローズ&ローズが100ml　16720円だから、大幅すぎる違いではない) うーん、色んな事を考えてしまいますね。 🌹 　✨ 　🌹 　✨　🌹 🔶でも結局、何より、「現代版ミスディオール🎀」には余り期待してないけど、一応試香しておくか・・・と店頭テスターを使ってみたら、思った以上に魅力的だったから一転、購入候補になり、買ったのだからそれが結論。 Dior香水のドル箱たるミスディオールブルーミングブーケ(モテ香水代表)よりは遥かに大人だと思うし、なおかつ重すぎず日常に使いやすいというところで、昨今の香水関連の諸事情を鑑みても、なかなかいい落としどころに収めてますねって思います。 🔶限定品って、早く決断しないといけないし販売形式としては苦手なんですけど、サブスク等に出回ることもないでしょうからその点もいいと思います。 ある意味、クラシック系のパルファン濃度と同等の格式が保たれるというか。 (最近はサブスクに高級ラインやお高いニッチ・メゾン系がどんどん投入されて、そのプレステージ性が損なわれていってる気がしてなりません。正規ルート・正価以外では決して販売しない事を旨としている某ハイブランドまでが、こと香水に関してはサブスクへ流出させている現状です。まぁバッグやアパレルは切り刻んで売れないから液体って便利ですね←いやそうじゃない💨🔥) 「ブランド」とは言い換えると「お客様との約束」であるとの説を聞いたことがありますが、香水でそれが守られるのはこれからは一部のPと限定品だけになるのかなとか、そんなことを思っています。 🔶話がそれていってますが、ところでグラースの薔薇🌹の肝心の精油やアブソリュートは・・・やっぱりMCDに使われてるんでしょうか？薔薇の香りの中でも特にラ・コルノワールとか、あの辺りに？ 一般ラインでは、処方改変前のジャドールローには使われてたんですけど、今は違うみたいです。 もう、ほんとに取り留めなくて、どうもすみません。 何を言っとるんじゃって感じですよね・・・ 香りの事を考え出すともうどうにも止まらなくなるので(あっ、表現にまた昭和の気配😅・・・・・💨)。 最後にもう一度言いますと、 「買って良かったです」。 #購入コスメレポ #香水 #フレグランス #ミスディオール #フランソワドゥマシー #2022年限定