ヘアジェルの特徴とは?
ヘアジェルは水溶性の成分が多く配合されており、ぷるんとしたみずみずしいテクスチャーが特徴です。濡れたようなツヤを演出できるので、ウェットヘアのスタイリングやヘアダメージが目立ちやすい髪をキレイに見せたいときにもぴったり。
髪に伸ばしやすく、ヘアアレンジに慣れていない人でもスタイリングしやすいですよ。みずみずしいつけ心地ですがキープ力は高いので、ヘアアレンジを長持ちさせたいときにも向いています。
おしゃれな濡れ髪が作れる!自分に合ったヘアジェルの選び方
おしゃれな濡れ髪のヘアセットにぴったりのヘアジェル。自分に合うものを選ぶためにも、選び方を押さえておきましょう。
① レディース用orメンズ用?特徴の違いを知っておこう
ヘアジェルには、レディース用とメンズ用の2タイプがあります。それぞれ特徴が違うので、理想のヘアアレンジや好みの質感に合うものを選びましょう。
レディース用は自然な濡れ髪が作りやすい
レディース用のヘアジェルは、ツヤのあるタイプや固め過ぎないソフトな質感に仕上がるものが多いのが特徴です。自然なツヤを出したいときはツヤタイプ、濡れ感を重視したいときはグロスタイプを選びましょう。
特に髪のうるおいを長持ちさせるオイル成分が配合されているとウェット感を出しやすいので、トレンド感のある濡れ髪ヘアに仕上げたい人は注目してみてくださいね。
メンズ用はガチっと固めて、キープ力が高いものが多い
メンズ用はレディースよりもかっちりと固まりやすく、キープ力が高いものが多いです。そのため、シーンに合わせてタイプを選び分けるのがポイント。
濡れたようなツヤ感が目立つものは、おしゃれな雰囲気に仕上がります。ビジネスシーンの場合はセット力が控えめで、自然なツヤ感があるセミマットタイプがおすすめです。オールバックなどカチッと固めたい人は、速乾性とキープ力が高いものを使うと、理想のヘアスタイルにアレンジしやすいですよ。
プライベートのときは、ヘアスタイルに合わせてホールド力やキープ力の高いものを選びましょう。短髪の人や立体感を出したい人は、スタイリング力が高いハードやスーパーハードのタイプで束感を作るのがおすすめです。
② ヘアスタイルにあった質感のジェルを選ぼう!
ヘアスタイルによってはキープ力の高いもので毛先の動きを目立たせたり、ふんわりとソフトな質感に仕上がるものでやわらかく見せたりと仕上がりが違います。自分のヘアスタイルに合う好みの質感で選びましょう。
ショートヘアやボブ、まとめ髪なら【ハードジェル】を
毛束感のある軽やかな雰囲気のショートヘアやボブスタイルの場合は、しっかりと固まりやすいハードジェルを選びましょう。ハードジェルは髪の広がりやうねりを目立ちにくくし、きっちりとまとまりやすいのが特徴です。
お団子ヘアやポニーテールなどのまとめ髪にアレンジするときは、崩れないようになじませてからまとめるのがポイント。無造作になりやすいおくれ毛も抑えやすいので、長時間キレイなまとめ髪を楽しめます。
ロングストレートヘアなら【ソフトジェル】を
ストレートのロングヘアの場合は、ホールド力が控えめでツヤ感の出るソフトジェルタイプがおすすめです。毛束感が目立ちにくく髪の広がりを抑えて軽やかに仕上がるので、指通りのよい美しい髪に見せてくれます。
キープ力がソフトだと作りこんだ髪型に見えにくいので、ほどよい抜け感のある自然な印象になるのもうれしいポイント。学校や職場でナチュラルな雰囲気のヘアアレンジをしたいときにもおすすめです。
パーマや巻き髪なら【ウェーブヘア用】のものを
パーマや巻き髪のカールをキレイに見せたいときは、ウェーブヘア用とパッケージに記載されているものを選びましょう。ふんわりとしたウェーブを作ることができますよ。
ほどよいセット力のあるソフトな使い心地のものは、パーマや巻き髪のゆるやかなカールやウェーブを自然に見せてくれます。カールやウェーブの質感をしっかりと目立たせたいときは、ホールド力が高いハードタイプを使うとゆるやかな曲線をキレイに長時間キープできますよ。
③ツヤ感やウェット感をしっかり出したいなら、オイル配合のものがおすすめ
濡れたようなツヤ感を目立たせたいときは、オイルを配合したタイプがおすすめ。油分が多く髪にうるおいを与えてくれるので、なめらかな質感のツヤを演出できます。
ただしやわらかい髪質の人や髪が細い人は、油分が多いとぺったりしやすいので使用量に注意しましょう。オイルが少ない軽やかなタイプを選ぶと、やわらかい髪質の人もぺったりしにくくツヤのあるウェットな質感を楽しめますよ。
④ 乾燥やパサつきが気になるなら、保湿成分配合のジェルがベター
ヘアジェルをつけたときに髪のパサつきや乾燥をやわらげたいときは、保湿成分が配合されたタイプを選びましょう。ヘアダメージが気になる人にもおすすめです。
頭皮のダメージや敏感肌が気になるときは、皮膚刺激の少なさもチェックしましょう。オーガニックのヘアジェルは肌刺激になることもある合成ポリマーや防腐剤、界面活性剤などの添加物が含まれていないものが多いので、参考にしてみてください。
ただし、これらの成分がすべての人にとって害になるというわけではありません。合成ポリマーはカチッとまとまりやすくしてくれるので、ホールド力を重視したいときには心強い成分といえます。
⑤香りの有無もチェック!香りは好みやシーンに合わせて選ぶのがポイント
ヘアジェルの香りは、爽やかなミント系や柑橘系、ハーブ系、フローラル系、無香料などさまざま。華やかな香りや甘めの香りが好きな人は、フローラルやフルーツ系の香りがおすすめです。さっぱりとした香りが好きな人は、ハーブやミント系で気分をリフレッシュしましょう。
ただし香水をつける人や、香りの強いトリートメントなどのヘアケア商品を使用する人は、無香料タイプがおすすめ。香りが混ざりにくくなるので、他の商品のフレグランスを邪魔になりにくく、好きな香りを楽しめます。また食事をするときや香りつきの商品が苦手な人にも◎。
初心者でも簡単!ウェットヘアを作るヘアジェルの使い方
ヘアジェルの使い方はとても簡単。毛先に動きのあるヘアアレンジをするときは、以下のポイントを参考にしながら少しずつつけてください。
- 髪を半乾きの状態にする
- 適量のヘアジェルを手のひらにまんべんなく伸ばす
- 髪の中央から毛先にかけて、少しずつ塗布する
- 指で毛先をつまみ、髪に動きや毛束感を出す
ヘアジェルをつけるときは、軽く湿った状態の髪につけるのがポイントです。乾いている場合は、まず水やヘアウォーターなどで髪を軽く湿らせてからスタイリングしましょう。
その際、頭皮や髪の根元にヘアジェルがつかないように気をつけてください。使用量が多いと髪がペタッとしやすいので、つけすぎには注意しましょう。
ヘアジェルに関するよくある疑問
ヘアジェルに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
ヘアジェルとヘアワックスに使い方や仕上がりの違いってあるの?
ヘアジェルはツヤ感を出しやすい点が特徴。ジェルが固まると修正しにくいというデメリットはあるものの、セット力が高いので長時間キレイな髪型をキープできます。
一方、ヘアワックスはヘアジェルよりもツヤ感が控えめです。テクスチャーは以下の3タイプがあり、ソフト~スーパーハードまで幅広いセット力のアイテムがあります。髪型や好みの質感に合わせて使い分けましょう。
- ファイバータイプ:伸びがよく束感を作りやすい
- クレイタイプ:セット力が高く、毛を立ち上げたいときにも使いやすい
- クリームタイプ:なめらかなテクスチャーでダマになりにくい
もっと詳しく知りたい人は以下の記事をチェックしてみてください。
ヘアジェルが固まらないときはどうすればいいの?
ヘアジェルをつけて時間が経っても固まりにくいときは、ドライヤーで髪をしっかりと乾かすのがおすすめです。乾かすことで、水溶性の成分を含んだジェルが固まりやすくなります。
ただし商品によっては髪質がやわらかいと固まらないタイプもあるので、自分の髪質をチェックし合うものを選びましょう。
ヘアジェルは機内に持ち込み可能なの?
ヘアジェルを機内に持ち込むことは可能です。しかし、機内に持ち込めるものは「100ml以下の容器に入ったもの*」のみ。また内容量が100ml以下でも、100ml以上の容器に入ったものは持ち込みができない可能性があります。
詳しくは利用する航空会社の利用規約を確認し、持ち込み可能か搭乗検査前によくチェックしましょう。
* 引用元を参照
機内持ち込み制限
液体類の機内持ち込みが次の1~3の通り制限されます。
あらゆる液体物、ジェル、エアゾール類等は、100ミリリットル以下*1の容器に入れてください。
100ミリリットルを超える容器に100ミリリットル以下の液体物が入っている場合でも不可となりますので、その場合は預け入れ手荷物としてお預けください。
*1 密度の違いはありますが、100ミリリットルは100グラムと読み替えます。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/boarding-procedures/baggage/international/baggage-limit/
(1)あらゆる液体物は、100ミリリットル以下の容器に入れてください。
100ミリリットルを超える容器に100ミリリットル以下の液体物が入っている場合でも不可となります。
液体物の中には、ジェル状のもの(歯磨き、ヘアジェル等)、エアゾール、スプレーなども含まれます。
密度の違いはありますが、1ミリリットル=1グラムと読み替えます。
https://www.jal.co.jp/jp/ja/other/info2006_1219.html
1日の終わりにはしっかり洗い流して!おすすめのヘアケアアイテムもチェック
ヘアジェルを使用したあとは、しっかりと洗い流して髪や頭皮を清潔に保つことも大切です。美しい髪を保つためにもシャンプーやトリートメント、洗い流さないトリートメントなどのヘアケア商品にもこだわりましょう。
以下の記事では、LIPSユーザーおすすめのヘアケアアイテムを詳しく紹介しています。この機会にあわせてチェックしてください。