ムダ毛ケアをするメリットとは?
ムダ毛を処理すると清潔感がアップするだけでなく、つるんとしたなめらかなさわり心地のお肌になります。毛に汚れや汗などが付きにくくなるので、臭いのもととなる雑菌が繁殖しにくくなり体臭が軽減するケースも。
さらに、パーツによって以下のようなメリットもありますよ。
- 顔:化粧ノリが良くなる、肌のトーンが明るく見える
- 眉毛・ヒゲ:清潔感が出て、垢抜けた雰囲気に
- 脇・腕・足などの身体:つるつるとしたさわり心地になり、お肌に自信がもてる
- VIO:蒸れにくくなり、臭いの軽減につながる
監修者 サロンやクリニックなどで人に見られることなく、自宅でいつでも簡単にできるムダ毛処理アイテムは、手軽でおすすめです。
正しく使えば、肌ダメージも少なくキレイに仕上がりますので、それぞれの使用方法は必ず守るようにしましょう。
つるすべ肌をゲット!自分に合ったムダ毛ケアアイテムの選び方
ムダ毛ケアアイテムといっても、カミソリや電気シェーバー、除毛クリーム、光美容器までさまざまな種類があります。種類によって処理方法が異なるので、自分が使いやすいアイテムの選び方を押さえましょう。
①ムダ毛の状態や処理方法でアイテムを選ぼう!
ムダ毛の状態や処理方法によって、お手入れに向いているアイテムが違います。アイテム別に特徴をチェックして、スムーズにムダ毛ケアをしましょう。
カミソリ:安価で手入れがしやすく、初心者におすすめ!
カミソリはムダ毛を根元から剃りやすく、つるりとしたなめらかな肌に仕上げやすいのが魅力。形は主に2種類に分かれています。
主な形状- T字型:広範囲を処理しやすい
- I字型:細かい部分のお手入れに向いている
また、アイテムによって特徴もさまざま。剃り残しを少なくしたいなら深剃りしやすい5枚刃や可動式ヘッドを搭載したもの。お肌をいたわりながらケアしたいなら、カミソリのすべりを良くするソープや保湿ジェルが付いたものなどがおすすめです。
T字型カミソリは、男性のムダ毛ケアアイテムとしても人気のタイプ。以下の記事では、男性におすすめのT字カミソリについて詳しくご紹介しているのであわせて参考にしてくださいね。
電気シェーバー:肌への負担を減らして、やさしくケアしたい人に◎
電気シェーバーはお肌に直接刃が触れないように設計されているのが特徴です。電気シェーバーもアイテムによって形状や特徴が異なるので、使用部位や求める機能で選びましょう。
主な形状- スリムタイプ:眉や顔の産毛などの細かい部分の処理に
- 刃幅の広いタイプ:腕・足などの広範囲のムダ毛ケアをしたいときに
刺激を感じやすい敏感肌さんの場合は、肌あたりがやさしい回転式シェーバーがおすすめです。丸洗い可能なタイプならお手入れも簡単で、衛生面が気になる人にも◎。
ボディ用の電気シェーバーの選び方は、以下の記事で詳しく解説しています。メンズ用・レディース用それぞれまとめていますので、あわせて参考にしてくださいね。
除毛クリーム:つるつる感を得たい人や頻繁にケアできない人向き
除毛クリームは、ムダ毛のたんぱく質をとかして肌表面の毛を処理しやすくするアイテム。気になる部分に塗り伸ばし、数分置いてから洗い流すだけという手軽さが魅力です。
クリーム状なのでお肌に密着させやすく、凹凸のあるひじやひざ、細かい部分のムダ毛ケアがしやすいというメリットも。お手入れした部分の毛が伸びてきても、チクチクしにくいのもうれしいポイントです。
ただし、お肌に負担がかかりやすいという面も。油性の保湿成分が配合されているものを選びましょう。また、除毛クリームはVIO・顔など粘膜に近い部分や皮膚刺激を感じやすい部分には使用できない商品が多いので、商品説明欄をよく確認してから使いましょう。
除毛クリームについては以下の記事でも詳しくご紹介しているので、あわせて参考にしてください。
脱色クリーム:毛の濃さが気になる人や抜きたくない人におすすめ
脱色クリームはムダ毛のメラニン色素を分解することで、毛の色を薄くするアイテム。毛がゴールドやブラウンになることで肌色に馴染みやすくなり、目立ちにくくなります。毛の濃さが気になっている人や、他のムダ毛ケアアイテムだと処理後のチクチク感が気になるという人におすすめです。
また、カミソリに比べて肌への物理的ダメージが少ないこともポイント。一度に広範囲を処理でき、ひじやひざなどの凹凸がある部位のケアも手軽にできます。
ただし、脱色クリームは毛を抜くわけではないので、伸びてきたり新しい毛が生えてきたりしたらその都度脱色する必要があります。薬剤が合わないと肌トラブルを起こす可能性もあるので、使用前には必ずパッチテストを行なってくださいね。
監修者 毛を抜かずに処理する上記の方法は、毛をカットしたり薬剤でやわらかくしたりするのみで、頻度の高さや手間はかかりますが、毛根にダメージを加える心配が少ない方法です。
脱毛シート:短時間かつ少ない頻度でムダ毛ケアをしたい人にぴったり
除毛シートはワックスが付いたシートをムダ毛が気になる部分のお肌に貼り付け、毛流れと逆の方向にはがす処理方法です。
根元から毛を抜くため、毛が生えてきたときにチクチクしにくいのがメリット。一度に広範囲のお手入れができ、毛を剃る方法よりもつるつるのお肌を長く維持できるのも魅力です。
一方、はがすときに皮膚に負担がかかるというデメリットも。お肌が乾燥しやすくなるので、保湿成分が入ったものを選びましょう。
また、シートを貼りつけたときに気になる部分の毛が短いと、キレイに根元から抜けない場合があります。ある程度ムダ毛に長さがないと、お手入れしにくいので、ムダ毛のない状態を常にキープしたいというときにはあまり向いていません。
監修者 シートや毛抜きで毛を抜くと「濃くなる」などの噂はありますが、こちらには根拠はありません。
ただし、他の処理に比べ肌への刺激が強いので、肌が敏感なときは控えておきましょう。
家庭用ムダ毛ケア器(光美容器):ムダ毛を生えにくくしたい人におすすめ
除毛時の肌負担が気になる人には、家庭用ムダ毛ケア器(光美容器)もおすすめ。永久脱毛はできませんが、使い続けることでムダ毛が細くなったり生えてくるスピードが遅くなったりなど、毛が目立ちにくい状態に導いてくれるアイテムです。
家庭用脱毛機を選ぶときは機能面にも注目。一度に広範囲をお手入れしたい、手早くムダ毛ケアしたいなら、お肌に当てる部分の照射面積が広いフラッシュ式や連続照射モード付きのタイプが便利です。
人気の家庭用脱毛機は以下の記事でご紹介しています。「自分の好きなときに光美容器でムダ毛ケアをしたい」という人は、ぜひチェックしてくださいね。
監修者 家庭用ムダ毛ケア器は、ムダ毛ケア以外の機能が搭載されたものや照射可能回数によって価格が大きく変わります。
費用を抑えたい方は、ムダ毛ケア機能で絞り込むのがおすすめです。
②細かい箇所は部位専用のものを使おう
左:@9_5_g_r_v/右@akaneee0112
顔や眉、VIOなどをお手入れしたいなら、細かい部分まで除毛処理をしやすい設計になっている部位専用タイプがおすすめです。
部位専用タイプ- 顔や眉毛用:ヘッド部分がコンパクトになっていて、おでこやフェイスラインなどの曲線に沿って使いやすい
- VIO用:ものは櫛(くし)部分で毛をすくようにして毛先をカットできるなど、理想のボリュームや長さに整えられる
VIO用シェーバーや顔用シェーバーは以下の記事でより詳しく解説しているので、あわせてチェックしてください。
監修者 アイテム選びに迷ったら、使用部位や肌状態を見て選ぶのもおすすめです。
デリケートなVIOや敏感肌の方は肌にやさしい電気シェーバーを使用し、腕や足といった広い部分で特に肌トラブルがなければカミソリや除毛クリームも視野に入れて選ぶといいでしょう。
③旅行などに持ち歩きたいなら、コンパクトなものがおすすめ
旅行や出かけ先でムダ毛ケアをしたいときに便利なのが、折りたたみ式やキャップ付きのシェーバー。コンパクトでかさばりにくいので、持ち運びやすいのが魅力です。
1本あるといざというときに使いやすく、普段使いのシェーバーとは別に持ち歩き用としてポーチに入れておくのも◎。充電式や電池式など商品によって異なるので、使用時に必要なものをあらかじめチェックしておきましょう。
ムダ毛処理の正しい方法は?アイテムごとにご紹介
ムダ毛処理はアイテムごとに正しい方法が異なります。ここでは、カミソリ・電気シェーバー・除毛クリームの正しい使い方をそれぞれご紹介します。
脱毛シートや家庭用ムダ毛ケア器は商品によって違いがあるので、付属の説明書やパッケージをよく確認して推奨されている方法で使用しましょう。
カミソリを使ったムダ毛処理のやり方
カミソリでムダ毛を処理する場合は、あらかじめ気になる部分にシェービングクリームやジェルを塗って、お肌のすべりを良くしておきましょう。肌負担を軽減してくれます。
カミソリの使い方- お肌にシェービングクリームやジェルを塗る
- 毛流れに沿ってやさしい力加減で剃る
- 洗い流しが必要な場合はぬるま湯のシャワーで流す
- しっかりと保湿をする
カミソリを動かすときは、毛の流れに沿って一方方向に動かすのがポイント。毛の流れとは逆に剃ると毛が刃に引っかかりやすくなり、皮膚を傷つけてしまう可能性があります。剃る方向を意識しながら、やさしい力加減で剃りましょう。
電気シェーバーを使ったムダ毛処理のやり方
電気シェーバーもカミソリと同じく、気になる部分のお肌に沿わせて毛を剃ります。ヘッド部分を皮膚に強くこすりつけないようにしながら、すべらせるように剃るのがポイントです。
電気シェーバーの使い方- お肌は乾いた状態にしておく
- 電気シェーバーを皮膚に密着させてすべらせるように剃る
- しっかり保湿をする
電気シェーバーは毛が立ちあがっている状態のほうがスムーズに剃りやすくなります。お肌が濡れていると毛の根元が寝てしまい剃りづらいので、肌が乾いた状態で使いましょう。
除毛クリームを使ったムダ毛処理のやり方
除毛クリームでムダ毛処理をする場合は、清潔で乾いた肌に使用するのがポイントです。
除毛クリームの使い方- 使用する前にパッチテストをしておく
- 除毛したい部分の汚れを洗い流し、お肌の水分をふき取る
- 除毛クリームを塗って5~10分待つ(商品の推奨時間を守る)
- スポンジやヘラなどで丁寧にクリームを取り除く
- ぬるま湯のシャワーでクリームをよく洗い流す
- しっかり保湿をする
除毛クリームを取り除くときは、ゴシゴシとお肌をこすらないように注意。こすると肌に負担がかかりやすくなります。クリームを洗い流したあとは水分をふき取って、保湿ケアでお肌にうるおいを与えましょう。
ムダ毛ケアのやり方は以下の記事でも詳しく解説しているので、お手入れの参考にしてください。
監修者 「少しでも毛を無くしたい!」と思うあまり、毛の流れに逆らったカミソリの使用や除毛クリームを長時間置くのは、かえって肌を傷つけてしまいますので、適切な方法を守りながらムダ毛処理をしましょう。
ムダ毛処理後のケアの仕方は?
ムダ毛ケアをしたあとは、顔・ボディ用の保湿ローションやクリームで、お肌にうるおいを与えましょう。
毛の処理後はお肌がデリケートになりやすいので、しっかりとお肌を保湿するアフターケアが大切。乾燥するとカサついたり、埋没毛や肌荒れを起こしたりする場合もあります。
ムダ毛処理をしたあとにおすすめの保湿ケアアイテムは、以下の記事で解説しています。アフターケアにお悩みのときは、ぜひあわせてチェックしてください。
監修者 適切なムダ毛処理でも「全く肌に負担がない」というわけではありません。
そのため、できる限り肌に負担を感じにくい時期にケアを行うことと、アフターケアをしっかり行うことを意識しましょう。
ムダ毛ケアアイテムに関するよくある疑問
ムダ毛ケアアイテムに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
ムダ毛の処理は何日おきにするべき?
ムダ毛ケアは、なるべく14日(2週間)に1回のペースで行うのがおすすめです。生理中や日焼け後のお肌など皮膚がデリケートになっているときは、無理にムダ毛ケアをするのは避けましょう。
毛が伸びてくるのが気になる人は、処理の頻度が比較的少なく済むアイテムを選ぶのもポイントです。
中学生や高校生でもムダ毛処理していいの?
中学生や高校生でもムダ毛処理は可能です。しかし、思春期は身体が成長途中にあるため、大人よりも肌がやわらかく、ムダ毛処理によるダメージを受けやすい傾向にあります。
毛が気になるからといって、カミソリやシェーバーで頻繁に自己処理を続けていると肌を傷つけてしまう場合も。ムダ毛ケアの頻度や正しいやり方をチェックすることが大切です。
中学生・高校生におすすめのムダ毛ケアアイテムは、以下の記事でご紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。
男性が女性用のムダ毛処理用品を使ってもいいの?
男性でも女性用を使って問題ありません。しかし、男性は女性よりも濃く太いしっかりとした体毛が生えやすいので、男性用アイテムを使用した方がスムーズにお手入れができます。
男性向け・女性向けのアイテムは以下の記事でご紹介しているので、アイテム選びやケア方法などの参考にしてくださいね。
処理でできた黒いポツポツはどうすればいい?
黒いポツポツが現れるのは、セルフ脱毛による埋没毛や毛穴の炎症、頻繁にカミソリを使うことによる肌荒れ、体調や生活習慣の乱れなどが主な原因です。
そのため、清潔なシェーバーを使ったり、除毛後は保湿ケアを入念に行ったり、肌負担を考慮してお手入れを行いましょう。また、お肌がデリケートになりやすい生理中や体調不良の場合は、ムダ毛ケアは避けた方がベター。皮膚刺激が気になるときは、お肌のことを考えた成分を配合した除毛クリームを使用するのもひとつの手です。
さらにつるつる肌を目指すなら保湿ケアが大切!今人気のボディケアアイテムをチェック
ムダ毛ケアをしたあとのお肌をよりつるんとなめらかに仕上げたいときは、保湿ケアアイテムにもこだわりましょう。人気のボディケアアイテムで、うるおいのある美肌をキープ!
以下の記事では、LIPSユーザーおすすめのボディクリーム・ボディミルク・ボディローションをご紹介しています。ムダ毛ケア後の保湿や毎日のボディケアの参考にしてくださいね。
サロンやクリニックなどで人に見られることなく、自宅でいつでも簡単にできるムダ毛処理アイテムは、手軽でおすすめです。
正しく使えば、肌ダメージも少なくキレイに仕上がりますので、それぞれの使用方法は必ず守るようにしましょう。