リキッドファンデーション塗り方を徹底解説【初心者必見】手指・スポンジ・ブラシ別にコツを紹介

リキッドファンデーションのよさを最大限引き出すために、まずはリキッドファンデーションの特徴をおさらい！

• カバー力が高く化粧持ちがいい
• みずみずしいツヤ肌仕上がり
• 保湿力が高い

最大の特徴は、伸びがよく肌に密着するところ！加えて、カバー力の高さと素肌のようなツヤ肌仕上がりも兼ね備えており、理想的な陶器肌が目指せます♡また、パウダーと比べて油分の割合が多く、保湿力が高いので乾燥が気になる人にもおすすめですよ。

さらに、指塗りやスポンジ塗りなどと塗り方を変えること仕上がりが変わるのもポイント。ひとつのファンデーションで好みや気分に合った仕上がりに調整できるところが魅力です。

塗り方には、手指・スポンジ・ブラシの大きく3パターンありますが、それぞれ特徴や仕上がりが異なります。リキッドファンデーションで理想の仕上がりを叶えるためには、「何で塗るか？」をこだわるのが重要。以下では、それぞれの塗り方のメリットデメリットを紹介するので、好みの方法を選んでみて！

リキッドファンデーションは、手やスポンジなどいくつか塗り方があります。どの方法で塗ればよいのかは、自分の好みの仕上がりや使いやすさを考慮して判断するのが◎！以下で、簡単な目安を紹介します。

• 初心者だけど、ナチュラルにムラなく塗りたい→スポンジ・パフ
• 厚塗りせず、凹凸のない陶器肌になりたい→ブラシ
• 摩擦を減らしたい。時短、コスパを重視したい→手指

さらに、それぞれの塗り方の詳しいメリット・デメリットも紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

• 肌に刺激を与えない
• 道具を用意する必要がない
• 手早く塗れて時短

• ムラになりやすい
• 塗り方によってはメイクが崩れやすい
• 手が汚れる

• 初心者でもムラなく均一に塗れる
• 厚塗りになりにくい
• 気になる部分をきちんとカバーできる

• スポンジが吸収する分、ファンデーションの減りが早い
• 乾燥や摩擦刺激の原因になることも
• こまめに洗ったり、交換したりする必要がある

• 薄づきでナチュラルな仕上がりになる
• 肌に密着して崩れにくい
• 毛穴の凹凸にもムラなく塗れる

• スポンジや手指で塗るよりも時間が掛かる
• 使いこなすのにコツがいる
• 洗浄などお手入れに手間がかかる

まずは、どの塗り方でもおおむね共通する基本の塗り方をご紹介します。この基本の塗り方をマスターすれば、指やスポンジなどどのツールで塗ってもきれいに仕上がるので覚えておいて損なしですよ◎

1. リキッドファンデーションを手の甲に適量とる
2. 薬指で両頬、額、あご、鼻に置く
3. 内側から外側へ素早く広げる
4. 目元や小鼻など細部を整える
5. 顔全体を手やスポンジでなじませる

ファンデーション一度手の甲に取ることで、塗りすぎを防ぎます。

また、顔に置くとき意外と重要なのが、薬指を使うこと。余計な力が入らず顔に触れられますよ。

ファンデーションの塗りすぎは、メイク崩れの原因になります。そのため、一度に使うリキッドファンデーションの量は、半プッシュくらいから調整をするのがおすすめ！

塗ってみて足りないと感じた場合は、もう半プッシュを足しましょう。ポンプ式のリキッドファンデーションでない場合は、パール粒より小さめの量を意識すると失敗が少ないです。

そもそもリキッドファンデーションは、ベースメイクのどの順番で塗るのか気になるところ。

リキッドファンデーションは、下地の次に使います。下地を使わない場合は、日焼け止めの次がいいでしょう！リキッドファンデーションの後は、必要な方はコンシーラーを塗り、仕上げにフェイスパウダーをします。

まずは、準備するものが何もいらない手で塗る方法を紹介します。ムラになりにくい塗り方をお届けするので、「指で塗るとうまくいかない」という方はぜひチェックしてみてください。

まずは、手の甲にリキッドファンデーションを出し準備をします。出す量は、半プッシュほどでOKです！足りない場合のみファンデーションを追加しましょう。

手で塗るときは、力が入りにくい薬指をメインに使うのがポイント！力が入りにくいので肌を擦ることなく、肌にダメージを与えません。

ファンデーションは、目の下の三角ゾーンから塗り始めます。薬指の第2関節まで使い、頬全体にファンデーションを塗りましょう！同様の方法でおでこも塗り、顔の広い部分を仕上げます。

顔の広い部分ファンデーションを伸ばしたら、ファンデーションがついていない中指を使いトントンとなじませます。

ファンデーションがついていない中指でなじませることで、過剰にファンデーションがついてしまい厚塗りになることを予防。加えて、トントンとなじませることで密着感を上げ、塗りムラも抑えます。

仕上げに、余ったファンデーションがついている薬指と中指で、細かい部分を塗ります。

薬指と中指を揃え、まぶた・鼻・鼻の下・あご・口角をスライド。薄く塗ることを意識しましょう。

フェイスラインなどの外側の部分を、ファンデーションがついていない人差し指でぼかすとさらに自然に仕上がりますよ◎

• メイク前はしっかり手を洗う
• 指の腹から第2関節までを使う
• 目の下の三角ゾーンをとくにきれいに仕上げる
• 毛穴やシミが気になるところはトントンと軽く叩くように
• 仕上げに顔全体を手の平で優しく包んでなじませる

とにかく指の広い面を使って、優しく伸ばすのがポイント！肌への負担を抑えられるうえに、ムラなくファンデーションが広がります。

しっかりとカバーしたいときや密着感を高めたいときは、トントンとなじませるのが◎

初心者さんにおすすめなスポンジでの塗り方。ムラのない均一な仕上がになりやすいので、きれいに仕上がるのが利点です。加えて、厚塗りも防げるのでメイク崩れ防止にもGOOD！濡れたスポンジを使えば、さらにメイクヨレ防止になりますよ◎

まずは下準備として、手の甲にリキッドファンデーションを出します。この際あまりに多く出してしまうと厚塗りの原因になりかねないので、少量ずつ出すようにしましょう！

顔の中心である、目の下三角ゾーンから塗り始めます。中心部分がきれいに仕上がっていると、顔全体もきれいな印象に◎！

目の下三角ゾーンに置いたファンデーションを伸ばします。伸ばし方は、スポンジをスライドさせるように。この際、肌を擦るとダメージを与えてしまうので、とにかく優しい力で行うのがポイントです。

ササッと伸ばしたら、次はトントンと優しく叩き込みます。この叩き込む工程を行うことで、スポンジが余分なファンデーションを吸収しつつ、肌との密着感もUP。

叩き込む際は、下から上を意識して行うときれいに仕上がりますよ！

最後に、スポンジの先がとがってる部分を使い、顔の細かい部分にファンデーションを塗ります。まぶたや鼻、小鼻、あご、口角などと丁寧に塗っていくと、仕上がりがきれいに。

細かい部分を塗るときはファンデーションを追加せず、スポンジに残っているファンデーションを塗ると薄付きになるのでおすすめです。

• 毛穴が気になる部分はポンポンとスタンプを押すように
• 細かな部分はスポンジに残ったファンデーションで
• 最後に顔全体をファンデーションがついていない面でなじませる

肌を擦らないよう、優しく均一に伸ばしましょう。スタンプを押すようにトントンとなじませていくと、毛穴や気になる部分もナチュラルにカバーしてくれます。キメの細かいスポンジを選ぶとよりきれいに塗れますよ！

最後に、自然な仕上がりになるブラシでの塗り方をご紹介！ブラシでリキッドファンデーションを塗ると、手が汚れませんし毛穴もカバーできます。ただ慣れが必要な塗り方でもあるので、素早く慣れるように簡単な使い方を解説します。

どのパターンの塗り方でも、初めに手の甲にリキッドファンデーションを出すのは同じ。

もしメイク用のパレットなどファンデーションを出すための専用ツールをお持ちの方は、それを使ってもOKです！

ブラシに直接ファンデーションをつけてから塗るのもいいですが、まずは指でファンデーションを置いてから塗ったほうが密着感が上がります。

置く場所は、おでこ・頬・鼻筋・あごの5点。よりきれいな仕上がりを目指すためには、頬を目の下の三角ゾーンを中心に、あごを口角に逆八の字を描くように置くと◎リフトアップして見えますよ！

ファンデーションを置いたら、内側から外側に向かって伸ばしていきます。この際、なるべくブラシを寝かせるとムラになりにくいですよ◎

しっかりとカバーしたい部分は、トントンと優しく叩くように塗ると◎！

仕上げに、ブラシを軽く持ち上げるような意識でトントンとします。トントンと叩き、ブラシの毛の一本一本が毛穴のなかに入ることで、毛穴を自然にカバー。肌を傷めないように、強く叩かないよう気をつけましょう！

• 塗るときは、毛先が肌に軽く触れるほどの力で
• 目、鼻、口まわりはブラシに残ったファンデーションでOK
• ブラシは寝かせる

ブラシを使うときは、肌が動かないほど優しいタッチで塗るのがポイント。ブラシの毛先を、肌に押し付けないようにしましょう！

また、ブラシの種類によって使い心地は異なりますが、基本的にブラシは寝かせるたほうが塗りムラができにくいです。とくに平筆を使用している場合は、肌と平行になるくらい倒すと◎

最後に、どうしてもリキッドファンデーションが崩れてしまうという方に向けて、お悩み別の解決策をご紹介します。ツール別の使い方と合わせてチェックして、もっと自分が好きな肌に！

メイクが崩れる原因のひとつが、肌の乾燥です。肌が乾燥していると、かえって皮脂の分泌が増えてしまいファンデーションがドロッと崩れてしまいます。

そんな乾燥崩れを防ぐためにも、メイク前のスキンケアを入念の行うのが重要です。しっかりとスキンケアを行いツヤ肌に仕上げれば、ファンデーション後も健康的なツヤ感を残せますよ◎

ファンデーションがきちんと密着していると、ヨレにくくなります。密着感を上げるためには、手で顔を覆いフィットさせたりスポンジを使ったりするのが有効的。

ティッシュで、余分なファンデーションをオフするのもおすすめです。

しっかりと濡らしたスポンジでファンデーションを塗ることによって、リキッドのフィット感がUPして崩れにくくなります。

また、みずみずしいツヤ肌にも仕上がるので、仕上がりもきれいですよ！

肌に塗っているファンデーションの量が多いと、崩れやすくなります。また、きちんと密着しないことも、崩れの原因に。

そのため、一回のメイクで使うファンデーションの量は最小限に抑えるのが正解！少量ずつを薄く塗り、肌に密着させると崩れにくくなりますよ。

乾燥が激しい方は、乾燥崩れに加えて粉吹き対策もしたいところ。乾燥を防ぐためにスキンケアを入念に行うのはもちろんのこと、ファンデーションに乳液や保湿クリームを混ぜるのもおすすめです！

乳液やクリームを混ぜることで、リキッドファンデーションの水分感がUPするので、肌に密着しやすくなります。また、うるおい感のあるきれいな仕上がりにもなりますよ♡

ファンデーションが崩れる主な原因として、皮脂による崩れがあります。そんな皮脂崩れを防止してくれる化粧下地を、リキッドファンデーションの下に仕込むのもおすすめです。

皮脂崩れ防止タイプの下地は、皮脂やテカリを吸収する効果があります。下地が皮脂テカリを抑えてくれることで、さらりとした肌質がキープできファンデーションもヨレにくいです。

テカリ防止下地おすすめ24選｜皮脂崩れ対策・毛穴カバー用も《プチプラ・デパコス》

リキッドファンデーションを塗った後は、フェイスパウダーを使いベースメイクを完成させます。

ただし、リキッドパウダーだけではカバー力が足りない方は、コンシーラーで気になる部分をカバーしフェイスパウダーを塗りましょう！

フェイスパウダーの使い方《パフ・ブラシ》塗る順番と場所、おすすめアイテム20選も紹介

フェイスパウダーおすすめ人気ランキング100選【2023年最新】

リキッドファンデーションをきれいに仕上げたり崩れにくくしたりするためには、使用するリキッドファンデーションにもこだわりたいところ。そこでここからは、LIPSの口コミで好評なおすすめリキッドファンデーションを紹介します！プチプラ・デパコス3選ごとお届け。

透明感とカバー力を両立した、プチプラのファンデーションです。色ムラを均一にカバーしながら、毛穴や凹凸もカバー！それでいて「塗っている感」もないので、素肌っぽさもキープできます。しかも崩れにくさも上々です。

カラーバリエーションが豊富で、自分にぴったりの1色が見つかるのが嬉しい！加えて、肌に溶け込むようになじむテクスチャーも魅力です。まるで素肌のような自然な仕上がりに。パウダーいらずでさらさらに仕上がるので、皮脂崩れも防止できますよ。

肌負担感を抑えたい方におすすめなのが、インテグレート（INTEGRATE）のファンデーションです。みずみずしく軽いテクスチャーで伸びがよく、塗っている最中の摩擦感がありません！また、フィット感もよく、「ファンデーションを塗っている感」が抑えられます。ナチュラルな仕上がりも特徴的です。

毛穴や色ムラ、シミをしっかりカバーしながら、厚塗り感のないナチュラルな仕上がりに。それだけでなく、崩れにくく、マスクにもつきにくいと魅力が詰まったファンデーションです。なめらかなテクスチャーで、塗り心地も良好です。

1998年の発売以来、長年愛されているファンデーション。LIPSでも多くの方から支持を受けるほど人気です。そんなロングセラーファンデーションの魅力は、まるで毛穴が見えなくなるほどのカバー力と、長時間メイクをキープする崩れにくさ。セミマットな仕上がりで、陶器肌のような肌印象を作ります。

みずみずしいテクスチャーのファンデーションで、肌にぴたりと密着。汗や皮脂に強いことも相まって、暑い夏でも崩れにくいです。また、まるで何もつけていないかのような軽い仕上がりも魅力！カバー力はあるのに、肌に重たさを感じさせません。アジア人のために作られた、全22色種類のカラー展開もポイントです。

おすすめのリキッドファンデーションを見たら、合わせて使いたいスポンジやブラシもチェック！実は使うツールによって、仕上がりのクオリティまで変化します。きれいなベースメイクに仕上げるためにも、使い心地のメイクツールを選びましょう！

ロージーローザのハウス型スポンジは、ひとつで何回も使用できるのに6個も入っておりお得感◎！そのうえ手に届きやすい価格なので手軽に買えます。

本商品は水で濡らしても使える商品です。水で濡らすと膨らみ、ぷるぷるな感触に変化。肌当たりがいいので、肌への負担を抑えることができます。先端がとがっていることで、目のキワや小鼻などの細かい部分にも塗りやすいですね。

3D設計で握りやすく、目のキワなどの細かな部分にも塗りやすいメイクスポンジです。ふわふわで柔らかな感触のため、肌当たりも◎！なにより、適度にファンデーションを吸収してくれるところが好印象。余分なファンデーションを取ってくれながら、リキッドファンデーションを密着させてくれるので崩れにくさがUPしますよ。

パウダリー・リキッド・クリーム・固型乳化タイプ、どのファンデーションにも使えるブラシです。斜めカットがされている構造により、肌にフィット。小鼻などの細かい部分にもフィットしてくれるので、くまなく均一な仕上がりを目指せます。毛質が柔らかいので、肌当たりも良好です。

毛が高密集しているタイプで、肌にすべらすと毛穴や肌のキメに毛がフィットします。そのため、ササッと塗っても毛穴がカバーされたきれいな仕上がりを再現。テクニックがなくとも簡単にきれいな肌印象にメイクできるので、メイクが苦手な方にもおすすめです。手の平サイズでコントロールもしやすい！

手頃な価格でメイクツールを販売しているロージーローザのファンデーションブラシは、楕円形を採用しています。顔に対して垂直にファンデーションを塗ると頬などの広い面も素早く塗れますし、楕円の端の部分を立てるように使うと細かい部分も楽々。毛質がふんわりと柔らかなため、肌がデリケートな方にもGOOD！コスパよく、均一な肌印象を作れるブラシです。

手指・スポンジ・ブラシと、3つの塗り方があるリキッドファンデーション。手で塗ると肌を擦る心配がなかったりブラシで塗るとナチュラルな仕上がりになったりと、どうやって塗るかによって仕上がりは異なると解説してきました。

それぞれの塗り方のメリット・デメリットを理解し、自分に合った方法で今回紹介した塗り方に挑戦してみてくださいね♡

また、それぞれの塗り方に慣れたら、指とスポンジやスポンジとブラシなどと併用するのもおすすめ！正しい塗り方をマスターして、理想の陶器肌を目指してください！