口周りの乾燥、どうする？対策方法4選＆おすすめアイテムを解説！

「特に口周りが乾燥してしまう」「口周りが乾燥でくすんでリップが映えない」など、口周りの乾燥に関する悩みをお持ちの方は多いはず。というのも、口周りは目元と同様に皮膚がほかの部分よりも薄いため、デリケートで乾燥しやすいのです。

さらに、以下のような原因が絡まり合い、乾燥を引き起こしているケースもあります。

• 口周りは凹凸しているため、保湿ムラができている
• 口元を舐める・触るなどの癖やマスクによる摩擦など
• 産毛の剃りすぎ
• ストレスや生活習慣の乱れ

皮がひどくむける場合やヒリヒリ感が強い場合、かゆみ、荒れ、粉ふき、ひび割れが気になる場合は、できるだけ刺激の少ないコスメを使い、これからご紹介するケア方法と並行して早めに皮膚科を受診されることをおすすめします。

スキンケアの方法が肌に合っていない場合や間違っている場合、スキンケアそのものが乾燥や肌荒れの原因になることがあります。

1. 洗浄力の強い洗顔料・クレンジングはやめる
2. 洗い方を改善する
3. “保湿ムラ”ができないよう丁寧に保湿する

私たちの肌が乾燥する原因は、洗顔料やクレンジングが大きな原因だと考えられます。洗浄力の強い洗顔料・クレンジングは、使うだけで肌に必要な潤いを奪うためです。そのため、乾燥が気になる場合は洗顔料やクレンジングを見直すところから始めるのがいいでしょう。洗顔料・クレンジングを使うときは、下記のことにこだわって使うことをおすすめします。

• ツッパリ感のある洗浄剤は使うのをやめる
• 保湿成分が配合されているアイテムを使う

保湿成分に関しては、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンやオイル系の成分などが配合されているアイテムがおすすめです。

乾燥肌のために作られた、ソフィーナの洗顔フォームです。優しい洗浄成分を使用し、汚れを落としつつ肌に必要な油分は残します。少量でも濃密な泡を作ることができるので、コスパもいいのが嬉しいポイント！フローラルな香りも、気分を上げてくれます。

「シュウウエムラ」を代表する、大ヒットクレンジングオイルです。一般的には洗浄力が強いとされているクレンジングオイルですが、こちらは植物性のオイルが主成分なので、ツッパリ感も感じにくいのが特徴。乾燥はもちろん、毛穴の黒ずみ汚れや大人ニキビを防ぎたい方にも愛されているアイテムです。

顔を洗うとき、または顔を洗ったあと水分を拭き取るとき、顔をゴシゴシしていませんか？必要以上の摩擦は乾燥や色素沈着の原因になるため、肌はなるべく直接触れたりゴシゴシしないように気をつけましょう。

洗顔やクレンジングをするときも、デリケートな目元や口元をこすりすぎるのはNG。顔を洗うときは時間をかけず、なるべく素早く終わらせることも乾燥対策に有効です。

洗顔やクレンジング後、肌を保湿するときはムラにならないよう意識して化粧水や美容液、乳液を使いましょう。全体的に化粧品を塗ったあと、指先で唇のキワや口角もムラがないようにしっかり塗るのがポイントです。

また、コットンを使ったパックもおすすめ。やり方は下記の通りです。

1. コットンに、乾いている部分がなくなるまで化粧水を染み込ませる
2. コットンと肌の上に乗せる。唇も併せて口元全体に乗せると唇の保湿にもなって◎（このとき、しっかりコットンと肌を密着させましょう）
3. 肌の状態に合わせて、5分ほどコットンパックする

5分以上パックしたり、コットンの水分が足りなかったりすると、逆に肌を乾燥させてしまう原因になるため注意してください。

スポンジのようなふかふかした素材の、肌触りなめらかなコットンです。少量の化粧水でも、しっかりコットンは潤うからコスパがいいのが嬉しいポイント。たくさん化粧水を使うコットンパックにぴったりです。肌あたりよく、デリケートな口元にも快適に使うことができます。

ワセリンといえば、ヴァセリンのアイテム！そもそもワセリンは、潤いを与えるというよりは水分の蒸発を防ぐアイテム。シンプルな配合成分で敏感肌さんも使いやすいので、特に乾燥が気になる日の夜、スキンケアの最後に使うのがおすすめです。

コスパが良く、保湿力が高いアイテムといえば、ニベアの青缶！ミネラルオイルやワセリンが高配合されており、なんといっても濃厚な保湿感が魅力。口周りの保湿にもおすすめです。スキンケアの最後に塗って、水分の蒸発を対策しましょう。全身に使ったり、家族みんなで使える使い勝手の良さも魅力です。

口元にフォーカスした保湿対策としては、外出先では美容液スティックを、自宅ではパックを活用するのがおすすめです。

口周りが乾燥しやすい方は、メイクしてから時間が経つと口元が乾燥していることもあるでしょう。そんなときは、細めの美容液スティックで唇をケアするように保湿するのがおすすめ。

また、貼るタイプの唇パックは、口周りまでカバーしてくれるアイテムが多く口元の保湿ケアにぴったりです。ただし、皮むけやヒリつきなど、荒れている状態のときは刺激になることも考えられるため、あくまで正常な肌のときに乾燥対策として活用することをおすすめします。

MiMCの『ビオモイスチュアスティック』は、美容液スティックの定番アイテム。スリムな形状で、デリケートな口周りのケアにぴったりな処方がされています。ピンクベージュとホワイトの2つのカラーがあり、ピンクベージュは乾燥でくすんで見える唇をカバーしてくれる効果も。敏感肌さんは避けたほうがいい、合成着色料やタール系色素、アルコールなどはフリーです。

リップパックといえば、CHOOSYのアイテム！ぷるぷるしたハイドロゲルのマスクシートが、唇にぴったり密着します。香りつきだから、ケアをしているあいだ気分も上がるはず♡大事な日の前日に、気分転換に使うのもおすすめです。

紫外線によるダメージも、乾燥の原因の1つです。紫外線は肌老化に影響する要因でもあるため、季節を問わず1年中紫外線対策を行いましょう。口周りの乾燥が気になる方は、敏感肌でも使える処方の日焼け止めを使うことをおすすめします。

• 紫外線吸収剤が配合されて“いない”もの
• 保湿成分が配合されているもの
• アルコールや合成着色料・香料が配合されていないもの
• ニキビ肌さんはグリセリン不使用がおすすめ

紫外線吸収剤不使用の日焼け止めエッセンスです。アルコールフリー・無香料なのも嬉しいポイント！「SPF30・PA +++」なので、普段使いにぴったりです。低刺激処方なので、肌がデリケートな赤ちゃんも使えます。みずみずしい使用感で、紫外線吸収剤不使用なのに白く残りにくい点でも人気のアイテムです。

花粉や新型コロナウイルスの影響でマスクをする機会が増えた方も多いはず。マスクは、つけ続けるとマスクの中が蒸れますよね。この“蒸れ”こそ、乾燥の原因になります。

マスクをしているときは、なるべくこまめにお直しをしてあげるのが乾燥対策のコツ。出勤時やお手洗いに行ったタイミングで、肌の蒸れをティッシュなどで押さえながら、保湿ミストで乾燥を対策しましょう。

敏感肌・ゆらぎ肌さんに支持されているブランド「dプログラム」の化粧水ミストです。肌を保湿しながら、花粉やホコリなどの外的ストレスからも肌を守ってくれます。アルコールフリー・パラベンフリー・無香料・無着色なのが敏感肌さんにはもちろん、デリケートな口周りに嬉しいポイント。細かいミストなので、外出先でメイクの上から使うのにもぴったり。

口周りの乾燥を防ぐためには、丁寧なケアを日々積み重ねていくことが大切です。今回ご紹介したケア方法やおすすめアイテムを参考に、間違ったケアをしていればそれを修正しながら、丁寧なケアを積み重ねていってくださいね。