マット肌の作り方は？ツヤ肌との違いや下地・ファンデーションを紹介

マット肌とは、ツヤ感を抑えた肌のこと。サラッとした質感で光を反射しないという特徴があるため、凹凸のない陶器肌に仕上げることでふんわり感も手に入ります！

ここ数年はツヤ肌が流行していましたが、マット肌の人気も再燃中。今っぽいメイクを目指すなら、トレンド感のあるマット肌に挑戦してみましょう！

上級者さん感を出すなら、お肌の質感をメイクによって使い分けたりその日のなりたいイメージによって使い分けるとより楽しくなりますよ！ここではマット肌とツヤ肌の見分け方について解説していきます。

表面がサラッと仕上がるマット肌は、全体的にふんわりとした印象を与えてくれます。「優しそう・上品」そんなイメージに近づきたい方にぴったりなんです！またマット肌は骨格の高低差が目立たなくなるので、頬骨の高さやエラ張りが気になる人にも◎

仕上げにフェイスパウダーをしっかりのせることがポイントなので、脂性肌の方におすすめです。汗や皮脂などによるメイク崩れも起こしにくくなりますよ！

内側から輝くようなみずみずしさが特徴のツヤ肌は、お肌のハリ感を演出してくれます。「ヘルシー・若々しい」そんな印象を与えて、光の反射によりお悩みを目立たなく見せてくれるんです！

またツヤ感によって骨格の高低差が強調されるため、丸顔をシャープに見せたい人にぴったり。保湿力高めなベースアイテムを使うことが多いので、乾燥肌の方におすすめです！

では、具体的にマット肌にはどんな魅力があるのでしょうか？マット肌の2つの魅力について解説していきます♡

マット肌はツヤ肌のように光の反射によるカバーが出来ない分、ベースアイテムは毛穴・小ジワなどのお悩みをしっかり隠してくれるものを選びます。そのためハイカバーな仕上がりになり、凹凸の無いするんとした陶器肌になれちゃうんです！

上品でふんわりとした印象が作れるので、お仕事メイクにおすすめ。更に男性ウケも良いのでデートにも◎

特に脂性肌の方は汗・皮脂による日中のメイク崩れが気になりますよね。ベースをマット肌に仕上げておくことで、テカリを防げるというのも魅力の一つ！ツヤ肌を試してみたけどテカリに見えてしまった、という方はマット肌との相性が良いかも！

崩れにくいからメイク直しの回数を減らせるのも嬉しいポイントです！

「マット肌を作ってみたいけれどどうやったら良いのか分からない」という方のために、ここからはマット肌を作るポイントを解説していきます！初心者さんはぜひ参考にしてみてくださいね！

マット肌にはツヤ肌のようにお悩みを光でぼかす効果はありません。そのため化粧下地には小ジワや毛穴などの凹凸カバー効果のあるアイテムを選ぶのがおすすめ！ファンデーションの厚塗りを防ぐためにも下地でしっかりとカバーしておきます。

お人形のような陶器肌を目指しましょう！

ついつい厚塗り感が出がちなマット肌ですが、今っぽく仕上げるポイントはパーツごとのファンデの量。目の下の三角ゾーンを中心にしっかりとカバーし、その他の部分にはとにかく薄く重ねることを意識しましょう！

またマット質感の度合いは仕上げのフェイスパウダーで調整もOK。

ベースメイクの最後に使用するフェイスパウダーは、マット肌の一番の要と言ってもいい存在。どんなフェイスパウダーを選ぶかでかなり仕上がりを左右します！美しいマット肌を作るには粉質が細かく密着度が高いもの、且つノンパール～パール少なめのものを選ぶのがおすすめ。

肌にしっかり密着することで厚塗り感やメイク崩れも起きにくくなります！

早速、詳しいマット肌の作り方を見ていきましょう！

1. 化粧下地
2. ファンデーション
3. フェイスパウダー

の順でご紹介して行きます！おすすめアイテムもプチプラ・デパコス・韓国コスメ別に紹介していくのでお見逃しなく♡

今っぽいマット肌を作るためには、ファンデーションの厚塗りはNG。化粧下地の段階でしっかりお悩みをカバーすることで、後から重ねるファンデーションの量を減らすことが出来ます！

毛穴や小ジワなどの凹凸カバーだけでなく色ムラやくすみも気になるなら、カラーコントロール機能の付いた下地を使うのもおすすめです。化粧下地を5点置きした後に指で全体に伸ばし、スポンジで叩き込むと密着度がアップします！

こちらの動画のように日焼け止め・トーンアップ効果のある下地の上に、凹凸カバー下地を部分的に重ねるのもおすすめ。分かりやすい化粧下地の塗り方は、ぜひ動画で確認してみて。

【初心者OK】化粧下地の塗り方を再確認！手・スポンジ・ブラシごとの塗り方からコツも解説♡

テカリやヨレなどのメイク崩れを防いでサラッとしたマット肌に仕上がる、キスの『マットシフォン UVホワイトニングベースN』。SPF26 PA++で日常の紫外線をカットしつつ、毛穴の凹凸を綺麗に補正してくれます！

紫外線吸収剤・香料不使用なのも嬉しいポイント。余分な皮脂を吸収するので自然なマット肌が長続きします！カラーバリエーションは全2色です。

ディオールの『ディオールスキン フォーエヴァー スキン ヴェール』は、完璧肌を叶えてくれる化粧下地。オイルフリーなので日中もメイク崩れしにくく、ひと塗りで一枚ヴェールを被せたような美しい仕上がりに！

滑らかなフルイド状のテクスチャーで肌への密着力も抜群。マット肌を作る上で大切な凹凸カバー力も抜群だから、するんと陶器のような肌になれちゃうんです！液色はほんのりトーンアップするホワイトなので、肌色を選ばず使えます。

ETUDEの化粧下地は肌悩みに合わせたコントロールカラー！薄塗りでも透明感を演出してくれるので今っぽい素肌っぽいメイクを叶えてくれます！毛穴カバー力もあると高評価なので、さらっとしたマット肌を作るのにも嬉しいアイテムです♡

マット肌で肝となるのがファンデーション！塗り方を工夫するだけでキレイなマット肌が作れちゃいます。動画もあるのでマット肌作りの参考にしてみてください♡

リキッドファンデーションをパール粒ほど手に出し、指で半分ずつ両目の下にのせます。スポンジで一番カバーしたい目の下の三角ゾーンを中心に叩き込みながら伸ばしていきましょう！

目の下の三角ゾーンに関しては、カバー力がもっと欲しい場合ファンデを足してもOK。スポンジは水あり・なしどちらでも◎

目の下の三角ゾーンにしっかりと叩き込んだら、スポンジに残ったファンデをそれ以外の部分に伸ばします。ファンデーションは目の下以外はとにかく薄く塗ることを意識！

こうすることで自然と立体感が生まれ、マット肌にありがちなのっぺり感や厚塗り感を払拭出来ますよ！スポンジでしっかり叩き込めば崩れにくくもなります。クッションファンデを使ってもOKです。

パウダーファンデーションなら③のフェイスパウダーの項目はスキップして！

マット肌に仕上がるファンデーションの塗り方は、こちらの動画でも詳しく見ることが出来ます。スポンジで叩き込んだ後、毛穴が気になる部分にはブラシを使っても◎

ファンデーションの塗り方講座。肌きれいだねって言われたい♡まずはファンデーションの塗り方から見直し！

なんと全15色（オンライン限定色含む）から自分に合ったカラーを選ぶことが出来る、メイベリン ニューヨークの『フィットミー リキッド ファンデーション R』。サラッとパウダリーなマット肌が長時間続くのに、素肌感のある仕上がり。

しっかりと密着するからメイク崩れもしにくいんです！使いやすいポンプタイプなのも嬉しいポイント。

ジバンシィの『タン・クチュール・クッション』は、ハイカバーな仕上がりで上品なマット肌をキープするクッションファンデーション。ピンとハリ感のある均一な肌に仕上がるから、毛穴や小ジワなどの気になるお悩みも長時間隠してくれます！

メッシュ状のネットが取り付けられた最先端のパッケージや、ハート型の専用パフも使いやすいんです。

さっとひと塗りで素肌をカバーしてくれると評判なのが、Javin De Seoulのクッションファンデーション。詰替え用リフィルもあるので経済的に使えます◎セミマット仕様なので、マット肌初心者さんや乾燥が気になるという方にもおすすめです！

ファンデーションを塗ったあとは、もちをよくするためにフェイスパウダーで仕上げるのがおすすめ！更に肌のサラサラ感が演出でき、マットな肌を長時間楽しむことができます。ぜひ普段のメイクにプラスオンして使ってみてください◎

ファンデーションが綺麗に塗れたらフェイスパウダーを蓋に適量出し、パフにしっかりと揉みこみます。粉がパフ全体に均一に行き渡るよう揉みこむのがコツです！こうすることでパウダーのムラ付きを防ぐことが出来ます。

フェイスパウダーの量はたっぷりめにするほどマット肌に仕上がるので、お好みで調節してOKです。ただし余分な粉は肌にのせる前にしっかりと落としましょう！

しっかりとパフにフェイスパウダーを揉みこんだら、崩れやすい部分（鼻・おでこ・あご）から先にのせていきます。次にファンデーションをたっぷり塗った目の下の三角ゾーン、その他の部分へ押さえるようにのせていきましょう！

フェイスパウダーはなるべく粒子が細かいもの・ノンパールのものを選ぶと、綺麗なマット肌をキープすることが出来ます。粒子が細かければ肌への密着度も高く厚塗り感も出にくいので、ナチュラルさと崩れにくさの両方を叶えてくれるんです！

マット肌に仕上がるフェイスパウダーの塗り方は、こちらの動画でも詳しく見ることが出来ます！崩れやすい部分・セットしたい部分から先に、押さえるようにのせるのがポイントです。

フェイスパウダーの使い方・塗り方＆ツヤ肌・陶器肌になる口コミ高評価のおすすめパウダー20選

ベタつきやテカリをしっかりオフしてふんわりマット肌に仕上がる、キャンメイクの『マシュマロフィニッシュパウダー』。これ一つで毛穴や色ムラもカバーしてくれるから、厚塗り感のないナチュラルな美肌に！

カラーバリエーションは全4色で、美容液成分配合なのも嬉しいポイント。大き目のミラーやパフも付いているから、お直し用として持ち歩いてもマット肌をキープ出来そう！

粒子が細かく柔らかな粉質で、厚塗り感なくマット肌を叶えるシャネルの『プードゥル ユニヴェルセル リーブル N』。肌にしっかりと密着して下地やファンデーションの持ちを良くしてくれるから、メイク崩れもしにくくなるんです！

カラーバリエーションは全4色。たっぷり大容量で付属パフもふんわりと肌触りが良いのが嬉しいポイント。マット肌を作るお家用フェイスパウダーは、これで決まりです！

去年から爆売れしているイニスフリーのフェイスパウダー！皮脂コントロールパウダー配合なので、テカりを抑えサラッとしたマット肌をキープしてくれます！毛穴も目立ちにくくしてくれるのでファンデーションで隠しきれないという方も嬉しいですね！ドラッグストアでも気軽に購入できるので、大人気アイテムをお試ししてみてください♡

マット肌の魅力を更に引き出すならハイライトやポイントメイクを上手く使ってみて！ここからは番外編として、マット肌にプラスオンしたいメイク術を解説！使いこなることで一気に上級者になれますよ◎

ツヤ肌・マット肌の中間、セミマット肌を作るなら仕込みハイライトを入れてみましょう！ファンデーションを塗った後・フェイスパウダーをのせる前に、クリームハイライトを。

のせる場所はCゾーン・鼻先・目頭の横です！鼻周りは鼻筋にはのせず、鼻先のみのせることでテカリに見えにくい仕上がりに。パウダー前なら崩れにくくもなり、自然なツヤ感を与えることが出来ます！

マット肌が完成したら、ポイントメイクにも気を配ってみましょう。マット肌メイクをするときには、アイメイク・リップ・チークの内2点はツヤ感のあるアイテムで仕上げるのがおすすめ！

全てがマットな質感だとのっぺりした印象になってしまうため、ポイントメイクで抜け感を作るのが大切なんです。逆にツヤ肌メイクなら2点をマットにすると◎

中には「マット肌を作ったけれどあまり似合わない…」という方もいるのではないでしょうか？マット肌はサマータイプとオータムタイプの方が似合う傾向があり、ブルベ冬さんなどツヤ感が得意なタイプはあまりマット肌と相性が合わないことも。

そういったマット肌があまり似合わないと感じる方は、セミマット肌を目指したり、マット肌の仕上げとしてパウダーハイライトを入れることでマット肌でも馴染むことができます！また、リップをツヤ感のあるものにしたり、ラメやパールのアイシャドウを取り入れるなど、肌以外でツヤ感を出してあげることで肌が浮くことがなくなるのでぜひ工夫してみてくださいね♡

サラッとした素肌が演出できるマット肌。皮脂を吸着してくれるアイテムが多いこともあり、乾燥肌さんはファンデーションにムラができてしまったり、うろこのような仕上がりになってしまう場合も…

そういったことを防ぐために、乾燥肌さんでもマット肌を楽しむためのコツを解説してきます！

どんなメイクをするときでも共通しているのが、まずはしっかり保湿をしておくということ。しかし、マット肌を作る前には、油分多めのクリームなどは最小限にとどめておくのがおすすめ！

マット肌に仕上がるベースメイクアイテムはオイルが少なめに配合されているものが多く、スキンケアで油分をたっぷりプラスしてしまうと崩れやすくなってしまうことも。化粧水後は美容液やジェルなどで保湿をするのが◎水っぽいテクスチャーのスキンケアで保湿してあげて肌がうるおったらファンデーションを重ねましょう！

どんどん肌が乾燥して崩れてしまう…という方は仕上げにフィックスミストを使うのもおすすめ！フィックスミストとは、メイクのもちをよくするため化粧後に顔にかけるスプレーのこと。メイクしたてのマット肌をキープするためにもぜひ取り入れてはいかがでしょうか？

化粧崩れを防止🤗おすすめフィックスミスト11選【2022年決定版】

ふんわりマット肌でデートもお仕事もキュートな雰囲気になれちゃいます。今っぽいマット肌の作り方をマスターして、トレンド感のあるメイクにチェンジしよう！