目の下のクマを消す♡タイプ別の原因と解消法・ベースメイクプロセス

「目の下のクマ」は年齢・季節を問わず、永遠の女性のお悩み。

寝不足や疲れている時にできるイメージがありますが、実際はそれだけが原因ではない事が多いようです。

「学生の頃からクマが目立った」

「寝不足でも疲れてもいないのにどうして？」

そんな方は、ぜひ一度自分のクマを観察してみてください。

まずは、大きく3タイプに分けられるクマの特徴をご紹介します。

目元のクマは、大きく3つのタイプに分かれます。

まず1つ目は「青クマタイプ」。

血行不良が原因で、パッと見た時に目の下の血管が透けて青黒い色に見えるという特徴があります。

目の下の皮膚を「あっかんべー」する時のように軽く引っ張るとクマが消える方は、青クマタイプと言えます。

2つ目は「黒クマタイプ」。

皮膚のたるみが原因で目の下がくぼみ、影になって黒く見えるという特徴があります。

上を向いた時にたるみや影が無くなり、クマが目立たなくなる方は黒クマタイプです！

最後は「茶クマタイプ」。

「あっかんべー」しても上を向いても無くならない、色素沈着で茶色っぽく見えるのが茶クマタイプです。

次は種類別にその原因を探っていきましょう♡

クマには3タイプの特徴があるように、その原因もそれぞれ違います。

代謝・血行不良で目の下の毛細血管の血流が滞り、クマが出来てしまいます。

また皮膚が薄くなることで血液が青黒く透けて見えることも原因として考えられます。

目の下の毛細血管が血行不良を起こすと、黒ずんだ血がうっ血してそれが透けて見え青クマとなるのです。

寝不足や不規則な生活、ストレス、眼精疲労や体の冷えなどが血行不良を引き起こしていると考えられます。

色白肌の方やもともと皮膚が薄い方などにも多く見られ、生活リズムの崩れなどが原因でもあるため青クマは10代の方にも出来てしまうのが特徴なんだそう！

黒クマは皮膚のたるみによって出来る、目の下の影が原因です。

目元の皮膚が加齢によって弱く薄くなっていき、たるんで前に出てきてしまいます。

それは目の下の脂肪を支えている筋肉がゆるんでしまうという理由からなのですが、同時にたるみの下にくぼみが生じてしまうんだとか。

このくぼみに影が出来て黒く見えるため、黒クマとなってしまうのです！

そんな黒クマはむくみやすい方に多く見られます。

加齢によってコラーゲンが減少し、皮膚がたるんでしまうことが大きな原因なんだそうです。

続いて茶クマは、シミと同じでメラニン色素が定着した事で色素沈着を起こしてしまったのが原因なんだそうです。

洗顔時に強くさすったり、普段から擦ったりする癖がある方は要注意。

摩擦によって目元へ刺激を加えてしまい、色素沈着して茶クマが出来ているかもしれません。

それに加えて紫外線によるダメージや、乾燥による肌のターンオーバーの乱れから目の下の角質が分厚くなってしまっていることも原因として考えられます。

青クマは血行不良が原因なので、目元のマッサージを行うのが効果的です。

【簡単に出来るマッサージ方法】

クリームやオイルをつけた、両手の薬指・中指の二本を使います。

①まずこめかみを軽くプッシュし、目の下を通って目頭をプッシュします。

②目頭から眉下の骨を通りこめかみを再びプッシュ。

外に円を描くように血液を流すイメージで行いましょう。

③これを３回繰り返します。

このとき必ずクリームやオイルで滑りを良くしておき、目元の皮膚はデリケートなので強くし過ぎないという事がポイントです！

それに加えて体の冷えからも血行不良を招くことがあるので、冷たい飲み物や食べ物を避け水分を沢山取ることも大切です。

入浴時に湯船にしっかり浸かったり白湯を飲む習慣をつけて、体を温めることがおすすめです！

黒クマは加齢などによる目元のたるみから出来る影が原因なので、エイジングケア効果の期待できる抗酸化物質を多く含む食事をすることをおすすめします。

抗酸化物質を多く含む食材は沢山ありますが、特に以下のようなものが身近で摂取しやすいです。

緑黄色野菜（特にほうれん草やかぼちゃなど）、豆腐・納豆などの大豆製品、ブルーベリー、ナッツ類（アーモンド・カシューナッツ・くるみなど）、玉ねぎ、ブロッコリー、トマト

もう1つの黒クマの解消法は、目元のツボ押しを行ってたるみを改善することです。

【簡単に出来る目元のツボ押し方法】

各箇所自分が気持ち良いと感じるくらいの、強すぎない力加減で行いましょう。

①目尻の端のくぼみのツボを押します。

②こめかみ近くにあるツボを押します。

こちらは額のニキビにも効くのだそうです！

③目の下の中央から親指一本分くらい下にあるツボを押します。

このツボは顔全体のむくみやシワ、くすみにも効くんだとか。

息を細く吐きながら、ゆっくりと行ってくださいね！

茶クマの解消法は、シミなどと同じ美白（※）対策が効果的なんだそう。

みんなが知っている通り、紫外線を浴びるとメラニンが増え色素沈着につながります。

紫外線が沢山降り注ぐ夏はもちろん、一年中UVケアを行い色素沈着を防ぐことが大切です。

それに加えて、シミと同じく美白化粧品（※）を使ってスキンケアをするのがおすすめ。

特にビタミンC誘導体配合のスキンケアアイテムが効果的なんだとか！

またクレンジングの際に、アイメイクなどの色素が洗い残っていることはありませんか？

メイクの落とし残しからも色素沈着は起こります。

お風呂から上がった後綿棒にオイルを少量取って優しく目元を拭き取り、目の下にアイラインやマスカラなどが残っていないかチェックしてみると良いでしょう。

（※メラニンの生成を抑え、シミ、そばかすを防ぐ）

青クマ・黒クマ・茶クマそれぞれご紹介した解消法と合わせて、自分のクマを上手に隠すベースメイク方法も知っておくと良いです。

青クマ→ピンクやオレンジの色のもの

黒クマ→目元に光を集める明るめの色やパール系ハイライトなど

茶クマ→カバー力が高めのベージュ・イエローのもの

クマを上手に隠せるのは、それぞれこんなコンシーラーです。

タイプ別に見ていきましょう！

青クマを上手に隠すには、ピンクやオレンジのコンシーラーを使うのがおすすめ。

ピンクのクリームチークでも代用可能で、その場合は指でポンポンとクマに塗った上にコンシーラーやファンデーションを重ねましょう！

分厚くならないように注意が必要です。

黒クマは影になっている部分に少し明るめの色のコンシーラーやパールが入ったハイライトなどを使い、光を集めることで目元を明るく見せましょう。

ハイライトはクリームタイプを使えば目元の乾燥も同時に防げます♡

茶クマはシミを隠す時と同じく、カバー力が高めのベージュやイエローのものを使うのが良いです。

こちらも厚くならないように薄く薄く指で重ねていくのがポイント！

青クマにぴったりな、エチュードハウスのビッグカバー クッションコンシーラーPEACH PINK。

カラーバリエーションも豊富で、直接目元にポンポン出来るから楽ちんですね。

しっとりしていて目元の乾燥も防ぐことができ、密着感もあるんだとか♡

目元の影が原因の黒クマには、エトヴォスのミネラルハイライトクリームがおすすめ！

クリームタイプで保湿成分やミネラルがたっぷりと配合されているので、目元のシワが気になる方に。

光を集めて目元を明るく見せてくれます♡

色素沈着による茶クマには、カバー力抜群で密着感のある資生堂のスポッツカバーファウンデイションがぴったり。

夕方までヨレ知らずで崩れにくいところも魅力的！

カラーバリエーションが豊富なのも良いですよね♡

SNSやLIPSでも大人気のアイテムです。

3種類あるクマのどのタイプなのか知ることで、原因・解消法やぴったりなベースメイクを知ることができます♡

マッサージやツボ押し、出来ることも沢山あるので今日からぜひ実践してみて下さい！