そもそもアイブロウパウダーってどんなアイテム?他のアイブロウとの違いは?
アイブロウパウダーは、眉毛の広い範囲にふんわりとナチュラルに色をつけられるのが特徴。垢抜け眉を作るには必須のアイテムです。
複数の色が入っているパレットタイプが主流。眉毛の箇所によって薄い色・濃い色を使い分けることで、自然なグラデーションができ、立体感を演出できます。
よりキレイなアイブロウを完成させたいなら、アイブロウペンシルやリキッドアイブロウを組み合わせて使うのがおすすめ。これらのアイテムは眉毛が足りない部分を描き足すのに便利です。
- アイブロウペンシル:眉毛の隙間を埋めやすく、アイブロウパウダーよりもハッキリ色づく
- リキッドアイブロウ:極細ラインを1本1本描きやすく、落ちにくい
おすすめのアイブロウペンシルとリキッドアイブロウは、以下の記事でそれぞれ詳しく紹介しています。アイブロウパウダーとあわせて、ぜひチェックしてください。
垢抜け眉に仕上がる!自分に合ったアイブロウパウダーの選び方
アイブロウパウダーといっても種類やカラーがたくさんあって、「自分の眉に合うものが見つからない」とお悩みの人も多いのでは。垢抜けた印象の眉に仕上げるためにも、選び方を押さえましょう。
①アイブロウパウダーの種類は3つ。仕上がりや使いやすさで選ぼう!
アイブロウパウダーには、パレットタイプ・チップタイプ・デュアルタイプの3種類があります。それぞれ特徴や使いやすさが異なるので、理想の眉や使い勝手に合わせて選びましょう。
パレットタイプ:色味や濃淡を調節しやすく、立体的な眉に仕上がる
左:@cosme777collector/右:@ankomochi_0201
パレットタイプのアイブロウパウダーは複数のカラーが入っているため、眉に自然なグラデーションや色の濃淡を調節しやすいのがメリットです。
色を細かく調節しやすいので、髪色に合わせやすいのも魅力。淡いカラーをノーズシャドウとしても使用できるものや、眉に色みを出すあざやかなニュアンスカラーが入ったものなど、さまざまなバリエーションの商品があります。
チップタイプ:肌に密着してしっかりと発色する
チップタイプのアイブロウパウダーは密着力が高く、ペンシルのようにはっきりとした色の濃さを出せます。眉毛が足りない部分を埋めたり、薄い自眉の輪郭を描いたりするのに便利です。
他のタイプと比べてパウダーが肌に密着しやすいので、発色や色持ちを長くキープしたいときに向いています。スティック状でポーチに収納しやすく、旅行や出かけ先でメイクを直したいときにもぴったりですよ。
デュアルタイプ:パウダーとペンシルがセットでこれ1本でアイブロウができる
左:@moako05/右:@miu250no
アイブロウペンシルのような見た目のデュアルタイプは、片側がパウダーつきのチップ、もう片方がペンシルになったセットタイプ。ペンシルで眉の形や眉尻をしっかりと描き、パウダーをなじませて眉毛にふんわりした質感を出して仕上げます。
コンパクトなサイズなので持ち運びしやすく、眉メイクになれていない初心者さんも使いやすいですよ。
②自分の髪色にマッチする色を選ぶ
髪色と同系色のトーンのアイブロウパウダーを選ぶと、顔の印象に統一感が出て自然な印象に仕上がります。ヘアカラーで髪色をチェンジしたら、眉メイクの色も髪色に合わせて選ぶのがポイント。
垢抜けた雰囲気に見せたいときは、髪色よりも少し明るめのカラーを選ぶのがおすすめです。眉毛の色はパーソナルカラーに深くこだわりすぎず、メイクや髪に色に合わせて気軽に楽しみましょう。
③発色の良さは自眉の濃さに合わせて選んでみて
アイブロウコスメの色の明るさは、自眉の濃さに合わせて調節するのがポイント。例えば、自眉が濃くはっきりとしている人の場合は、やわらかい発色のアイブロウパウダーを選ぶのがおすすめです。眉の印象がやわらかくなり、アイメイクとバランスを取りやすくなり、垢抜けた雰囲気に仕上がりますよ。
④眉の持ちは顔の疲れた感に直結する!落ちにくいアイテムかどうかも大切
眉毛のメイクが落ちてしまうと、なんだか顔全体が疲れた印象に見えてしまいますよね。実は、眉毛は顔の印象の7割を左右するパーツといわれています。
フレッシュな印象に見せるためには、長時間理想の眉メイクをキープするのがポイント。水や汗に強いウォータープルーフや密着力の高いアイテムや、皮脂に強いスマッジプルーフのものを選びましょう。
また眉毛は汚れや皮脂から目元を守る役割があるため、毛に細かい汚れや皮脂が溜まりやすく、メイクが崩れやすいパーツでもあります。眉メイクを長く保つには、密着感が高いしっとりとしたテクスチャーのものや、細かい粒子のパウダーもおすすめです。
やわらかい雰囲気は眉毛から!アイブロウパウダーの正しい使い方
自然でやわらかい雰囲気を眉メイクに仕上げるには、アイブロウパウダーの使い方をチェック。自分に合う理想の眉を描くためにも、まずは正しいアイブロウの描き方を押さえましょう。
まずは眉毛の黄金比をチェック!
眉毛の黄金比を意識しながら描くと、自分の顔に合う眉の位置がわかります。アイブロウパウダーで眉頭・眉山・眉尻にあたる位置に薄く印をつけておくと、描くときに便利です。
眉の黄金比の確認方法- 眉頭:目頭より5mmほど内側から描き始める
- 眉山:黒目の端から目尻の間、黒目から2/3くらいの位置
- 眉尻:小鼻と目尻の直線上で描き終える
眉毛を描く順番は、眉山〜眉尻→眉の中間→眉頭
黄金比で眉毛を描く位置を掴んだら、アイブロウパウダーをブラシやチップの先にとって描いていきましょう。立体的で自然な眉に仕上げるには、眉尻が一番濃く、眉頭側が一番薄いグラデーションにするのがポイントです。
- 眉山から眉尻までを濃い色でくっきりと描く
- 眉の中間から眉山まで、眉尻より薄めの色に仕上げる
- 眉頭はブラシに残ったパウダーで薄く色をつける
最後にスクリューブラシで眉全体の毛の流れを整えて色をなじませると、ふんわりとやわらかい印象の眉になります。
また、眉頭や眉の上ラインがくっきりと目立つと重たい印象に見えやすいので、ブラシで軽くぼかすと抜け感のあるナチュラルな眉に。眉頭は薄めにすることで、眉の存在感がソフトでやわらかい雰囲気に仕上がります。
アイブロウパウダーに関するよくある疑問
アイブロウパウダーに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
アイブロウが濃くなりすぎるのを防ぐにはどうしたらいいの?
ペンシルや眉マスカラを組み合わせて眉毛に抜け感を出しましょう。ギュッと力を入れながら眉毛を描くと、色ムラになりやすいので注意。軽い力で少しずつ眉の濃さを調節しながら描きましょう。
描いたあとの眉が濃すぎたときは、スクリューブラシで濃い部分をぼかしながら色みを調節するのがポイント。ブラシがない場合は、以下の方法で調節するのもおすすめですよ。
- 指や綿棒で余分な部分を軽くこすって薄くする
- スポンジに少量のファンデーションをつけてポンポンと叩く
- コンシーラーを綿棒にとり濃い部分になじませ、眉色の濃淡を整える
以下の記事では、おすすめのアイブロウペンシルと眉マスカラを詳しく紹介しています。
アイブロウパウダーを描くときは付属のブラシでいいの?
付属のブラシはパレットに収まるサイズで持ち手の部分が短いため、初心者には描きにくい場合があります。その場合は、持ち手の長いアイブロウブラシを用意するのがおすすめです。
アイブロウを落としたくないときの対処法は?
眉メイクを長持ちさせたいときは、眉を描く前に軽くティッシュオフをして余分な皮脂をとるのがポイント。さらに、サラサラに仕上がるマットタイプのフェイスパウダーを眉毛になじませると皮膚がベタつきにくくなり、キレイな眉メイクを長時間キープしやすくなります。
消えやすい眉尻などを長持ちさせたいときは、仕上げに眉マスカラやアイブロウコートをなじませるのもおすすめです。人気の眉マスカラやアイブロウコートは以下の記事で詳しく紹介しているので、あわせてぜひチェックしてください。
理想の眉に近づきたい人は、眉毛処理アイテムもチェックしてみて!
理想の眉の形に近づきたいときは、自眉の形をキレイに整えてより美しい眉に仕上げましょう。
以下の記事では、LIPSユーザーおすすめの眉毛の形を整えるときに便利なアイテムを紹介しています。アイブロウパウダーとあわせてぜひ参考にしてください。